専用のペーストが発売されるなど、より手軽に自宅で本格的な味が食べられるようになったチャーハン。でもやっぱりお店で食べるその味は格別! チャーハン通のおすすめから、地元の人々に愛され続ける昔ながらのスタイルまで、今すぐにでも食べたい4軒のおすすめをご紹介。

1. チャーハン通がすすめる、老舗中華料理店の味

三幸園 白山通り店|東京・神保町

地下鉄 神保町駅から徒歩1分「三幸園 白山通り店」は“食”の激戦区であるこの地で63年間営業を続けている老舗中華料理店。こちらのチャーハンを一押ししてくれたのは、大人気食べ歩きブログ「チャーハン・炒飯 美味礼賛」でおなじみの光安弘毅さん。

 

光安さんによると、マストオーダーは「五目焼飯」だそう。卵とネギ、チャーシューがともに炒められたチャーハンの上に、味付けされた卵やタケノコ、椎茸、チャーシューがのっかった独自のスタイル。「下のチャーハンのあっさりめの味付けに、上にのったしっかり味付けされた具のウマさ。いろんなところにオリジナリティを感じさせる逸品」と、光安さん。 神保町を訪れたなら、書店巡りのアフターとして立ち寄ってみては。

 

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2. 心身ともに元気になれる、パワフルな一皿!

兆楽|東京・渋谷

渋谷の中心にある、黄色い看板が目印の中華料理店「兆楽」。11:30〜翌日3:00という通し&深夜営業も手伝ってか、若者からビジネスパーソン、地元の人まで幅広い層の人々の胃袋を満たしてくれている人気店だ。

 

ここでは、細切り肉とタケノコの餡がどん!とのった「ルースチャーハン」を押さえておきたい。食べログ連載陣の國貞文隆さんも、最初にビールに餃子かシューマイを食べ、そのあとに「ホイコーロライス」か「ルースチャーハン」を注文する場合が多いのだとか。目の前の調理場から聞こえるフライパンを振ってチャーハンを炒める音や店自体の活気を感じれば、胃だけでなく心もエネルギーチャージできてしまいそう!

 

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3.チャーハンに“一味惚れ”!?

なかじま|東京・渋谷

こちらも渋谷で夜遅くまで営業(平日11:00〜翌日2:00、土日11:00〜23:00)、夜の腹ペコたちの食欲を満たしている「麺飯食堂なかじま」。もとはラーメン屋としてスタートしたが、現在は数十種類のさまざまなメニューが揃う中華食堂として人気だ。

 

こちらのお店のチャーハンに一目惚れならぬ“一味惚れ”したのは、大人気連載「定食王が今日も行く!」でおなじみの定食王。仕事関係者から「このお店のチャーハンが東京一おいしい!」 と絶賛する声にすすめられて食べたチャーハンに、すぐにはまってしまったようだ。「パラっとふわっと仕上がった炒飯は、黒マー油なのか、こんがりと焼けたような色で、濃厚な味付けがクセになる。細かく刻んだナルトやねぎにプリプリの海老とシンプルな具材が潔く、炒めた米の香ばしさが堪能できる」と絶賛。定食王が惚れた味をぜひ味わってみて!

 

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4. “普通”の味だからこそ毎日通いたくなる

栄楽|東京・恵比寿

半チャーハンとラーメンのセット900円(税込) 撮影:大谷次郎

素朴でおいしいチャーハンを提供し地元に愛されているのは、創業59年の「栄楽」。創業地、原宿(2011年に閉店)では昔からアパレルや美容関係者の胃袋をギュッと掴んできた食堂的存在だったが、現在は恵比寿駅から徒歩10分ほどのところで営業し、ここでも近隣住民やビジネスパーソンが日々通う人気店となっている。

 

こちらのお店に10年以上通っていたという人気セレクトショップ、ビームスのコミュニケーションディレクター・土井地 博さんは、「半チャーハンとラーメンのセット」をよく注文していたという。ほどよいパラパラの焼き加減で、素材の甘みがじんわり旨い逸品だ。少し赤みがかっているチャーシューは創業当時から変わらない味を守り続ける自家製の一品。素朴な味の裏に隠れた味を保つ努力。派手さはないがときに懐かしむような思い出の味になること必至だ。

 

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