〈食通の昼メシ〉

日々新しいトレンドが生まれるグルメ業界。流行りのメニューを試すのも楽しいが、毎日食べたいのは昔ながらの定番メニューだったりする。業界きっての美食家「食べログ グルメ著名人」に、毎月、一番好きな定番昼メニューの名店を教えてもらう連載。今日のランチはこれで決まり!

教えてくれる人


本郷義浩
テレビ番組プロデューサー&ディレクター。『水野真紀の魔法のレストラン』をはじめ料理情報、アート、音楽、教養、旅、ドキュメンタリーなど多岐にわたる番組を制作。

今月のメニュー:「冷やし中華」

夏が来ると楽しみなのが「冷やし中華」。通年提供するお店も稀にあるけれど、昔ながらの「冷やし中華はじめました」と書いた張り紙を町中華の壁に発見すると、なんだかワクワクしてしまう。

本郷義浩、昼に最高の「冷やし中華」

「みその橋サカイ」の焼豚冷麺 740円(税込)

「みその橋サカイ」の焼豚冷麺 出典:すずふぉとりっぷさん

「みその橋サカイ」は、「中華のサカイ」の支店です。2軒とも、「冷やし中華」がスペシャリテで京都では有名店ですが、メニュー名は「冷麺」です。焼豚冷麺とハム冷麺の2種類あって、僕は必ず「焼豚」を選んでしまいます。このサカイの冷麺は、タレが濃厚で、独特。辛子にマヨネーズが入っているのか……酢も入っているのか?

 

年中食べられて、近くに駐車場があるので、京都で朝から仕事をするときは、狙い澄ましてここでロケメシ(撮影の合間のスタッフめし)をスケジュールに組み込むことがあります。

 

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。

「冷やし中華」のココが重要

一番好きな具材

海苔

サカイの冷麺の具材は、ハムか焼豚、キュウリ、トッピングの海苔の3種類だけです。この海苔がタレにつかるとしなっとしますが、もちもちした麺、しゃきしゃきのキュウリと一緒に食べると、なんとも心地よい食感となります。

こだわりの食べ方

サカイの冷麺以外の冷やし中華を食べるときは、和辛子をたっぷりのせて、あまりよく混ぜないで、食べるのが好きです。場合によっては、辛子が鼻にぬけて、ひえーとなるのですが、それもまた一興で。

 

文:本郷義浩・食べログマガジン編集部