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話題の企業で働く人のランチ事情が知りたい
「美味しいランチについて知りたければ、その街のワーキングガールに尋ねるべし!」とは、誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに頷ける。つまり、その街に毎日通っているからこそ、そのエリアのランチ事情に詳しくなるし、ランチのトレンドにも敏感ということ。そこで、有名・話題の企業で働く女性たちから聞いた、エリア別の“リアル”なランチ事情を紹介していこうというこの連載。
一回目にご登場いただくのは、東京・渋谷に本社を構えるサイバーエージェントで働く女性たち。
インターネット広告事業やメディア事業、そしてスマートフォン向けのゲームを開発・運営するなど、インターネット産業では業界屈指の企業であるサイバーエージェント。渋谷オフィスで働く彼女たちのランチスポットは? どんなものを食べているの? ランチのついでに教えてもらっちゃいましょう!
昼下がりのワーキングガールvol.1 【サイバーエージェント編】
今回ご協力いただいたのは、(写真左から)タイ料理好きの北條さん、うどん好きな堤さん、ラーメン大好き岡さんの3名。サイバーエージェントが運営するウェブメディアで編集職をこなす、クリエイティブ系女子の皆さんです。
そして、「最近ちょっとお疲れ気味……」という彼女たちがセレクトした今回のランチ会場は、渋谷にあるデモデ・クイーン宇田川町店。お肉料理が充実した、LAの郊外を思わせるアメリカンダイナー。渋谷センター街という昼夜問わず人で溢れているエリアなのに、都会の喧騒を忘れさせてくれる不思議な空間。屋上には開放的なテラス席もあり、楽しく心地よい食事の時間を提供してくれます。
デモデ・クイーンのオススメランチメニューは?
写真上から、「ベーコンエッグとグリルトマトのハンバーグ」1,230円、「チリライムシュリンプとアボカドのサラダボウル」1,100円、「ベーコンエッグチーズバーガー」1,380円。どのメニューも色鮮やかでボリューム満点! 晴天のランチタイムなら、テラス席をチョイスして好きなドリンク片手にハンバーガーを食べるのもオススメです。
サイバーエージェントで働く女性のランチ事情とは?
―― 一人ランチの時はどういうお店に行きますか?
堤:ランチに行く時間帯がまばらで、15時や16時頃が多いんです。だから、営業しているお店に行く感じですね。うどんやお蕎麦屋さんが多いかな。
岡:私はラーメンを食べに行っちゃいます。「中本」というラーメン屋によく行くんですけど、サイバーの人はみんな「中本」が好きなんじゃないかな。ランチタイムに絶対一人は「中本」にいると思いますよ。
堤:時間を気にしないで行けるところがいいですね。ランチ営業が終わっても行けるお店。私は会社の近くにある「やしま」によく行きます。うどん屋さんなんですけど、「肉うどんのきんぴらごぼう天のせ」が、めっちゃ美味しい!
――基本的に1回のランチにかける金額はいくらくらいですか?
北條:800〜1,000円くらいですね。渋谷は大体1,000円くらいでランチが食べられますよ。
堤:ランチで1,200〜1,300円くらいだと高いって思っちゃいますね。
岡:でも、どうしてもコレが食べたい!ってものがあれば、1,000円以上しても食べちゃいます。激辛が好きなので、どうしても食べたい時は行っちゃいますね。
―― サイバーエージェントで働く人たちに人気のランチスポットは?
北條:神泉にある洋食屋の「キッチンハセガワ」は行く人が多いと思います。いつもすごく並んでて、ハンバーグがめっちゃ美味しいんですよ。テレビでマツコ・デラックスさんも「一番美味しいハンバーグだ」って言ってました(笑)。
堤:神泉エリアはお洒落で美味しいお店がいっぱいありますし、会社も近いのでサイバーの人もランチにはよく行くと思います。
北條:「TONARI」っていうオイスターバーが経営しているラーメン屋は、結構サイバーの人が行くのを見ます。牡蠣ラーメンにパクチーラーメン。すごく美味しいんですよ!
堤:この時期ならテイクアウトして、会社の近くの西郷山公園で食べるのもいいですね。私はヒカリエの地下で買うことが多いです。
北條:会社の近くにワゴンでタコライスとかを売りにくるんですよ。サイバーの社員がたくさん並んでます。30分並ぶこともあるくらい人気ですね。あと、タイ料理の「コンロウ」も人気です。中でも食べられますが、テイクアウトもできるのがいいんですよね。
後編に続く……
その華やかなイメージから、「ランチは2,000円以上のコースじゃないと嫌!」なんてサラリーマン泣かせな発言が飛び出すかと思いきや、「1,000円くらいで抑えたい」というしっかり堅実派なサイバーエージェントのワーキングガールたち。後編では、そんな彼女たちの記憶に残るランチや、上司や同僚と行く時にオススメのランチスポットについて教えてもらいたいと思います。次回、後編もお楽しみに!
撮影:岡田誠
インタビュー・文:山本真由