2月に入り季節は冬本番。寒さでカチカチに震えた体をほっと温めてくれるのは、なんといっても鍋料理。家でほっこり食べるのもいいけれど、せっかくだから専門店で食べるダイナミックでユニークな鍋も楽しみたい。老舗の名物鍋から異国鍋まであなたの食べたい鍋を探してみて。

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1. 心と体で歴史を感じる水炊き

鳥彌三|水炊き


出典:cocomamacocosanさん

 

お鍋の名店が軒を連ねる京都で、最高の鶏鍋を食べられるのが水炊きの専門店「鳥彌三(とりやさ)」。天明8年(1788年)に京都で創業し、歴史に名を残したあの坂本龍馬が贔屓にしていたお店。それぞれが完全個室になっており、創業当時からの店構えが残っているという、京都府の登録有形文化財にも指定されている大変貴重な歴史的建造物でもある。そんな歴史ある空間で食べる水炊きは、白濁したスープに絶品の鶏肉、最後の締めの雑炊まで心ゆくまで堪能できる。自分と同じ空間で坂本龍馬が同じものを食べていたかも……と思いを馳せながら頂くのも楽しいのでは?

 

心と体で230年の歴史を作り続けている水炊きをぜひ味わって。

 

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〈出世ごはん〉京都の水炊きで精つけて、龍馬みたいにビッグになる!?

 

 

2. 食感良し! 味良し! ローカロリーのヘルシー鍋

Shangri-La’s secret 六本木店 |きのこしゃぶしゃぶ


写真:お店から

 

お肉はちょっとお休みにして、何かヘルシーな鍋はないかしら?と探している方におすすめなのが、 Shangri-La’s secret 六本木店のきのこ鍋。さまざまなきのこを取り揃え、きのこラバーは写真を見ただけでもノックアウト。低カロリーでミネラルやビタミンがたっぷりなので女性が多い職場や、お肉が食べられないベジタリアンの方がいる場合にも利用しやすいのでおすすめ。また、物足りないかなと思う方にはきのこだけでなく、お肉や締めのメニューも十分に揃っているので満足できるはず。

 

美容や健康にもいいとされるきのこを心ゆくまで堪能したいならぜひ訪れて。

 

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定食王は冬に“鍋王”に!?駆け込みの少人数忘年会は「鍋に限る」理由

 

3. 美容と健康を意識した鍋なら

コスメキッチン アダプテーション|「灸り梅と六白黒豚の塩鍋」

 

“おいしく食べて、心も体も美しくなる=Clean Eating(クリーンイーティング)”をコンセプトに、ヴィーガンやグルテンフリー、ローフード、マクロビオティックなどに対応した料理を提供する「コスメキッチン アダプテーション」からこの冬に登場したのは、柔らかい鹿児島県産六白黒豚に香り立つ柚子やせり、ゆリ根、きのこなどの野菜を合わせ、炙った梅干しがアクセントになっている「灸り梅と六白黒豚の塩鍋」(1,980円)。さっぱりとした味に仕上げてくれる炙り梅干しは体を温める効果がぐっと上がるのだとか!

 

飲みすぎた次の日など、身体にじんわり旨味が染み渡るさっぱり鍋はいかが?

 

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冬のうちに食べておきたい「コスメキッチン アダプテーション」の新メニュー

 

4. スパイシー好きが味の変化を求めるならここ

ロングレイン|「トムヤムココ鍋」

 

ちょっとスパイシーで変わり種の鍋を探している方におすすめなのは、一つの鍋で2つの味の変化を楽しむことができる、オーストラリア発のモダン・タイ・レストラン「ロングレイン」の「トムヤムココ鍋」。最初は辛さと酸味のあるトムヤムスープを様々な具材とともに楽しんで。その次は鍋にココナッツクリームを投入。たちまちまろやかでコクのあるトムカースープに変化する。さらに追加でグリーンカレーペーストを頼むことができるので、様々な味の変化を楽しみたい人におすすめだ。

 

スパイシー好きな仲間とともにたくさんの味の変化を楽しんで!

 

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今年の鍋は“味変”で!二度美味しい「トムヤムココ鍋」って何?

5. しびれる辛さで寒い冬を乗り越えよう

リバヨン アタック|「しびれ鍋」

 

この冬のグルメトレンドの一つでもある「しびれ」。ヒーヒー言いながらも次々と食べてしまうしびれ&旨味たっぷりの鍋が日本橋の中華・鉄板&卓球バー「リバヨン アタック」の「しびれ鍋」。こちらでは唐辛子を炒め焦がした辛さの煳辣(フーラー)、四川料理には欠かせない舌がしびれる辛さや香りが強い花椒(ホワジャオ)、さわやかな香りの青山椒を漬け込んだ自家製オイルがポイント。よだれ鶏やパクチーサラダ、油淋鶏、〆の麺に杏仁豆腐、90分飲み放題付きの「しびれる鍋プラン」(1人前5,000円)で味わえる。

 

まだまだ寒さが続くこの季節。体の芯を温めるホットな鍋で乗り切ろう。

 

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今年の冬は鍋で“しびれる”!病みつきになる旨辛しびれ鍋