食通が見いだした、今月の新店

新しいお店がどんどん出店し、ますますの盛り上がりを見せる飲食業界。「気になる店が多すぎてどこの店に行ったらいいかわからない!」という人も多いのではないでしょうか。そこで、グルメ情報に精通している方々に、最近訪れた新店に関するアンケートを実施。特に注目しているお店について教えていただきました。

今回は、フードライター・カメラマンの佐藤潮さんが推薦する、2026年3月11日に東京・池袋にオープンした「酒場 つむぎ堂 池袋店」を紹介します。

今月のおすすめ

Q. 直近で行った新店の中で、特におすすめしたいお店を教えてください

A. 「酒場 つむぎ堂 池袋店」です

名物その1「超ホロホロの茹でタン」(1枚)638円
 

佐藤さん

都内各所に良い居酒屋はたくさん増え続けていますが、やはり主戦場は人口の多い新宿、渋谷、池袋。

看板がない上に入口もわかりにくい隠れ家ながら大繁盛
 

佐藤さん

その3エリアそれぞれで予約の取りにくい人気店になっているのが「酒場 つむぎ堂」なんです。池袋店はオープンしたばかり、看板もない空中階(4階)でかなりわかりにくい場所にあるにもかかわらず、すでに平日から満席続き。

くすりと笑える多彩なグラスの柄にも注目
 

佐藤さん

スタッフもお客さんも若者中心で活気がありつつ、私のようなおじさんでも気軽に入れる雰囲気ですよ。

Q. 「酒場 つむぎ堂 池袋店」でおすすめしたいメニューを教えてください

A. 「三大名物すべて」です

 

佐藤さん

ファーストオーダーに最適なのが「茹でタン」。1杯目の生ビールと同じタイミングに運ばれてくるほどクイックながら、仕込みに2日かけている原価割れメニューです。箸で切れるほど軟らか、ホロホロとくずれつつ、牛タンならではの強いうまみが口一杯に広がります。辛さ控えめで香り高い特製わさびと相性バツグン。

名物その2「国産鶏の肉汁焼き」1,408円
 

佐藤さん

わさびは山盛りでついてくるので「国産鶏の肉汁焼き」と合わせてもおいしい。肉汁焼きは骨付きで運ばれてくるのですが、眼の前でスタッフさんが細かく切り分けてくれるサービスも。パリッと香ばしい皮、ジューシーな肉、特製スパイスが染み渡る肉汁まで最高。〆には「銀シャリおむすび」を肉汁につけて食べるのが定番です。

名物その3「何個でも食べられる 呑める餃子」(8個)660円
 

佐藤さん

「呑める餃子」は、もっちりとした皮、ふかふかの野菜、肉のうまみ&パンチの利いた味付けで“酒が飲める”のが特徴。値段も手頃なので食べすぎ、飲みすぎてもお財布に優しかったです(体重は増えました)。

教えてくれた人

佐藤潮

食専門のライター&カメラマン。約20年のキャリアを持ち、現在は「飲食店ドットコムジャーナル」のエディトリアルディレクターとして従事する傍ら「居酒屋の輪」を連載中。大衆酒場から最新のトレンド店まで居酒屋事情に精通しており、居酒屋ムック本の制作をはじめ「おとなの週末」「食楽」「東京カレンダー」などのグルメ誌で多岐にわたる制作を担当してきた。

※価格はすべて税込。

文:佐藤潮、、食べログマガジン編集部
撮影:佐藤潮