〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
81(東京・白金台)

白金台駅から徒歩約10分。落ち着いた住宅街の一角に2025年12月、ガストロノミーとアートの関係性を再定義するレストラン「81」がオープンしました。「More than a restaurant」を掲げる同店を手がけるのは、オーナーシェフの永島健志氏。スペインの名店「エル・ブリ」をはじめ、世界各地のトップレストランで経験を重ねてきた人物です。

2012年、池袋にて「81」を立ち上げて以降、東京やニセコを拠点に多彩なプロジェクトを展開。日本料理の哲学を軸に据えながら、国際的な視点で食の可能性を探求してきた永島氏。現在はエグゼクティブシェフのフランチェスコ・ラ・モニカ氏とともに、世界で培った知見を融合させた、81ならではの料理表現を追求しています。
白金という立地を選んだ理由について、永島氏は「体験そのものに集中できる環境」を挙げます。過度な商業性から距離を保ち、静かで品のあるこの街だからこそ、料理と向き合うための親密な空間が成立すると考えたそうです。

店内の装飾は最小限に抑え、素材感や空間の流れを重視することで、料理とアートが自然に共存する設計となっています。
ゲストはまず、季節ごとに展示内容が変わるレセプション兼アートギャラリーで迎えられ、その後、1階に設けられた12席のみのシェフズテーブルへ。上下階を行き来する体験は、まるでひとつの舞台作品を辿るような“垂直の旅”として構成されています。

料理の中心となるのは、「季節のオマカセコース」36,000円。固定されたものはなく、季節やテーマに合わせて、一編の物語として組み立てられます。
日本の食材や技法を軸に、農家や猟師、採集者との関係性を大切にしながら、最良の状態を迎えた素材を見極めて表現。季節の移ろいを丁寧にすくい取り、料理・時間・空間が連続する体験として完成させていきます。

また、81では食事を単なる「食べる行為」ではなく、文化的な体験として捉えています。コース内容と連動して展開されるギャラリープログラムにより、料理とアートは互いに呼応し、訪れるたびに異なる表情を見せます。
五感を通して感じる料理は、従来のレストランの枠を超えた没入感を生み出しています。静かな白金の街で、料理とアートが交差する特別な時間を過ごせる「81」。食の本質と向き合いながら、新たな体験価値を提示する一軒として、今後も注目を集めそうです。
食べログレビュアーのコメント

『ワールドワイドな経験をされているパコシェフの料理と永島氏のフィロソフィーが融合した、「New81」。
世界のステージを経験してきたシェフたちがつくるエッジのきいた料理は、しかしながら今目の前に広がる日本の季節の移り変わりを感じることができる奥ゆかしさも見え隠れします』(sakura007さん)

『1品1品、丁寧に料理の説明があり、料理に合わせてBGMも変わるこだわり。
五感が刺激されること間違いなし。
食事もどれも美味しくて、とにかくクリエイティブなお店。
食事をしながら会話を楽しむと言うよりも、空間を楽しみながら仲間と落ち着いて食事をする印象。
ペアリングされたお酒がどれもベストマッチで満足度高いです』(かおちーずさん)
※価格は税込・サービス料15%別。


