
参宮橋にあるスフレ専門店「ル・スフレ」。こちらでは、メレンゲをたっぷり使って焼き上げる究極のスフレを味わうことができます。数あるスフレの中で特におすすめしたいのが定番の「ヴァニラのスフレ」。今回は、僕が愛してやまない「ル・スフレ」の絶品スフレをご紹介します。
創業40年! 日本でも珍しいスフレ専門店

「ル・スフレ」は、小田急線・参宮橋駅から徒歩約10分、JR代々木駅から徒歩約15分のところにあります。
同店は1985年に、初代オーナーの永井春男さんが東京・西麻布に創業。スフレ専門店として早くから注目を集め、メディアにも取り上げられる人気店に。
その後、自由が丘スイーツフォレストに2号店をオープンします。そしてスイーツフォレスト店の閉業後、2022年に参宮橋に新店をオープン。このタイミングで正式に2代目へと代替わりを果たします。

店内はシンプルかつ上品な内装で、大人の雰囲気を感じさせる落ち着いた雰囲気。

初代オーナーの作るスフレは「神様の作るスフレ」とも呼ばれ、全国からファンが駆け付けるほど大人気に。現在は息子の永井琢さんが2代目として店を引き継いでいます。

シンプルな材料で作る同店のスフレは、牛乳、卵黄、バター、グラニュー糖を加えた生地にメレンゲを合わせ、細かい気泡を作るためにしっかりと混ぜ合わせます。そうすることによって、一口目の鼻から抜ける香りが違うのだそう。
またメレンゲを合わせる際に、生地を温めておくのもポイントのひとつ。メレンゲが分離せず、なめらかな状態で混ぜ合わせることができます。

混ぜ合わせた生地は、230℃のオーブンで10分ほど焼き上げます。スフレの種類によって焼き時間が変わるため、見極めが重要に。オーブンの中で温度差が生じるため、スフレの向きや場所を調整しながら焼き上げています。

そんな手間暇かけて作るスフレは全22種類あり、通常サイズの他に2倍サイズも用意されています。
サラダ、ドリンク、スフレが付いた「キッシュ」2,420円、「鶏肉のグラタン」2,640円などの食事メニューもあるのでランチにもぴったりです。
今回はそんな同店のメニューの中から、僕が特におすすめしたいとっておきの2品をご紹介します。
