〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

添好運 梅田茶屋町店(大阪・梅田)

店舗外観イメージ 画像:お店から

2024年10月23日、大阪・梅田に「添好運(ティム・ホー・ワン)梅田茶屋町店」がオープンします。日比谷店、新宿サザンテラス店、東京ドームシティ ラクーア店に続く国内4号店で、待望の関西初進出となります。

左がMak Kwai Puiシェフ、右がLeung Fai Keungシェフ 写真:お店から

「添好運」は、香港の名門レストラン・フォーシーズンズホテル香港の広東料理店「龍景軒」で点心師を務めたMak Kwai Pui(マックカイプイ)シェフが、Leung Fai Keung(レンファイブン)シェフと共に独立して、2009年にオープンした店。「一流ホテルの味をよりカジュアルに」がコンセプトで、オープンして1年後の2010年には有名グルメガイドに掲載されました。

「新宿サザンテラス店」オープン時の様子 写真:お店から

香港以外にも、台湾、シンガポール、タイ、オーストラリア、アメリカなど世界各地に進出。日本には2018年に1号店として日比谷店がオープン。オープン直後から2時間待ちは当たり前の大行列店になりました。

その後、新宿サザンテラス、東京ドームシティと次々に店舗が増えましたが、いずれの店も週末や平日のランチ時には行列が絶えず、変わらない人気ぶりを誇っています。その人気店がいよいよ大阪にやってきます!

「梅田茶屋町店」店舗内観イメージ 写真:お店から

場所は飲食店やアミューズメント施設、ショッピングスポットが集まる茶屋町エリア。ショッピングや観劇を楽しんだ後、立ち寄るのにぴったりの場所です。店内は2フロア構成。1階は、本場の味を幅広い世代に気軽に楽しんでもらえるようカジュアルな雰囲気で、2階は接待や大人数のグループ利用ができるよう個室がそろったフロアになっており、それぞれシチュエーションに応じて使い分けできます。

種類豊富な点心。どれにしようか迷うこと必至です 写真:お店から

いただける点心は、すべて本場香港と同じ、MakシェフとLeungシェフ考案のオリジナルレシピによるものばかり。蒸し物、揚げ物、焼き物、粥、温野菜などジャンルも豊富で、店の厨房で丁寧に手作りされたものをリーズナブルな価格で楽しめます。

「カスタード虎饅頭」780円 写真:お店から

梅田茶屋町店では店舗限定メニュー「カスタード虎饅頭」が登場。カボチャを練り込んだ黄金生地に、塩卵の卵黄を使用した濃厚なカスタードクリームを包んだまんじゅうです。金運をアップさせるという虎柄が焼き印で入った縁起のいい一品。ビジュアルも華やかで人気が出そうですね。

「ベイクド チャーシューバオ」880円 写真:お店から

その他、チャーシューメロンパンと呼ばれる「添好運」を代表するメニュー「ベイクド チャーシューバオ」や、米粉生地でエビやニラを巻いた「海老と黄ニラのチョンファン」、透き通った生地にエビがたっぷり詰まった「海老の蒸し餃子」などの定番人気メニューがそろいます。

「海老と黄ニラのチョンファン」880円。香港で大人気のメニュー 写真:お店から

一部メニューはテイクアウトも可能(当面は「ベイクド チャオーシューバオ」のみ)で、おうちでも話題の点心の味が楽しめます。本場と同じコンセプトで作られた店舗で点心を楽しめば、まるで香港を訪れたような気分になること間違いなし。大阪でも行列必至の美食スポットになりそうです。

※価格はすべて税込。

文:小田中雅子