〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Burger Occi 麻布十番店(東京・麻布十番)
2024年6月12日、「Burger Occi(オクシ) 麻布十番店」が麻布十番にオープンしました。グルメバーガーが人気の五反田にある「Burger & Bistro Occi」の2号店になります。
オーナーシェフの山口弘さんは、関西や都内のイタリアンや鉄板焼き、ビストロなどで腕を振るった後、2020年に独立して、五反田にフレンチビストロ「kitchen g3」をオープン。その後、業態を変え「Burger & Bistro Occi」と名前を変更。ランチに熟成肉を使ったバーガーを提供したところ、わざわざ食べに訪れる人がいるほどの人気店になりました。
このバーガーの成功を受け、さらに専任のパン職人が参加したことで「Burger Occi」が誕生。場所は麻布十番、網代公園のすぐ前。ガラス越しに見える、山口さんの友人のペインターが描いたマリリン・モンローの絵画が粋な大人の空間を演出しています。
席数はカウンター席とテーブル席、合わせて15席。天気の良い日はテイクアウトして公園で、夜ならシャンパンを傾けてバーガーを楽しんでもいいですね。
ハンバーガーを“掴んで食べる小さなコース”としてとらえている山口シェフ。熟成肉のうまみ、バンズやパンの豊かな風味、肉のソースの役割を担うチーズのコク、それぞれが合わさって生まれるハーモニーを大切にしています。
五反田店から人気の「The Burger (ザ・バーガー)」。ハンバーガーのパティには、赤身の多いブラックアンガス牛を、最新の熟成庫、エイジングブースターで熟成させた肉を使用。この肉を極粗びきにしたパティは、まるでステーキを食べているかのような肉肉しい味わい。噛み締めるたびに感じられる、肉そのもののおいしさがたまりません。バンズに使われているのは、バターやミルクをたっぷり使ったリッチな風合いのブリオッシュバンズ。それぞれの素材のうまさを堪能できるバーガーです。
麻布十番店ならではのメニューがサンドイッチ。ブーランジュール(パン職人)新谷しおりさんが毎朝焼く、パリッとした薄皮が香ばしいリュスティックなどを使用します。
サンドイッチには“飲める脂”と言われるほど甘い脂身と肉のうまみのバランスが絶妙な、茨城県産ブランド豚「三右衛門」を使った自家製シャルキュトリーが挟まれます。新鮮な野菜との相性も抜群です。
自家製ライ麦パンに、自家製のブラックアンガス牛のコンビーフとザワークラフトを挟んだ「ルーベンサンド」も提供。ニューヨークのデリカテッセンで有名な「ルーベンサンド」は、ザワークラウトの酸味とコンビーフの塩味、そこにチェダーチーズのコクが加わり、食べ始めたら止まらないおいしさ。ボリューム満点で食べごたえもあります。
このほか、和牛を感じられる贅沢なバーガー「プレミアム和牛スマッシュ」や、ゴルゴンゾーラとトリュフハニーを使った甘くてしょっぱい「ザ・テンプテーションバーガー」も麻布十番店限定で提供。いずれもフレンチシェフならではのこだわりの詰まった一品です。
パンにもこだわった本格ハンバーガーとサンドイッチはバーガーファンだけでなく、地元にも愛される店になりそうです。
食べログレビュアーのコメント
『「ザ・バーガー」¥1,800
「ランチコンボ」¥900
をお願いしました。
自慢のアンガス牛の熟成肉を使ったエイジドパティに三右衛門ブルドポークを使ったシグニチャーメニュー。
パティとプルドポーク、異なる肉々しさが大変食欲をそそります。
またもう一つの主役であるバンズ!
フワフワと優しい食感でお肉や野菜、チーズやソースなどとの一体感を生んでくれているように感じました』(yoshimurakeiさん)
『メインのハンバーガーはボリューミーですが、重すぎずいい感じ。
パティは熟成ならではの力強い肉感。
それでいて程よく肉汁もあり
噛むほどに旨味が広がり
シャキシャキの野菜もアクセントになるので
旨味たっぷりジューシーさが食欲を増し
あっという間に完食』(海原雄コ♡さん)
※価格はすべて税込。