こちらも大人気! カラメルプリン

とろーっと目の前でカラメルを垂らしてくれる

さて、2種類のうちのもう一方はカラメルプリン(600円)! こちらも目の前でカラメルソースをたっぷりとかけてくれます。深い黒色をしたカラメルソースはものすごい粘度。たらーりとプリンをおおっていくところがまたかわいらしいです♪

淹れたて紅茶(アイス/400円)とマリアージュ

ねっとりとしたカラメルソースはほろ苦く、プリンの濃厚でコクのある味わいと合わさることで絶妙なバランス感になっています。口あたりもなめらかでたまりません! 甘いものが苦手な方にもおすすめできるプリンです!

苦みが大人の味

そして、紅茶の専門店でもあるので紅茶もしっかりおいしいです! 濃厚なプリンと紅茶のすっきりとした味わい。この組み合わせはズルい。何個でもプリンを食べてしまいそうです。

日本料理からカフェへ転身

今回は店主の秋本さんにお話を伺いました。

四角いケースに入ったプリンが並ぶショーケース

プリン王子「前から気になっていたんですが『akim’p』の名前の由来って何なんですか?」

秋本さん「自分が秋本という名前なので、その“秋本”のかわいいところと、プリンのPをとって『akim’p』にしたんです」

プリン王子「プリンのPだったんですか!(笑) ちなみに、なんでプリンの専門店にしようと思ったんですか?」

秋本さん「実は、もともと日本料理屋で働いていたんですが、もともとやりたかったジャンルとは違っていて。カフェをやりたいなとうっすら思っていたんです。そんな中で、何をメニューにしようかと考えた時にプリンが浮かんで」

プリン王子「プリンって人気ですもんね」

優しそうな笑顔で話す秋本さん

秋本さん「そうですよね! ふつうの形のプリンだとつまらないなと思って四角い形にたどり着き、それで作りはじめたのがきっかけです。他とは違うおもしろいことがしたいなって思って。プリンにリコッタチーズを使ってみたり、ペアリングを紅茶にしたりしたら面白そうだなって思って」

プリン王子「このお豆腐みたいなビジュアルもかわいいですし、プリンと紅茶のペアリングも楽しいですよね」

テイクアウト用のケースもかわいい

「まさかこんなにたくさんの人に自分のプリンを食べてもらえるなんて。思ってもみなかったです」とうれしそうに語る秋本さんがすてきでした。ぜひ皆さんもakim’pに足を運んでみてくださいね!

※価格は税込。

文:池畑孝資、食べログマガジン編集部
撮影:佐藤潮