〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
中華料理 徳武(東京・錦糸町)
2024年4月、錦糸町駅から徒歩12分ほどの場所に「中華料理 徳武」がオープンしました。店主は、2023年に惜しまれつつ閉店した錦糸町のレジェンド「中国酒家 大三元」で27年間修業を積んだ料理人です。「中国酒家 大三元」は、創業40年以上の人気中華料理店で、食通が多く訪れ、遠方からも足を運ぶ人たちが絶えませんでした。
今回、たくさんの人たちから愛されてきたその味を、できる限り再現してお客様に喜んでもらいたいと、「大三元」のあった場所から遠くない場所に出店を決めたそうです。
シックで落ち着いた雰囲気の店内に、客席は22席。お洒落な壁のタイルは、店主の父と兄がタイル屋を営んでいるため張ってもらったそう。すっきりとした空間のアクセントになっています。半個室席もあるので、プライベート感を重視する人にもおすすめ。家族や友人とゆったりと食事の時間を過ごせます。
看板メニューの「汁無しラージャン麺」(1,300円)は、「中国酒家 大三元」でもメディアなどで紹介されたメニューの一つ。山盛りのカイワレ大根とネギがのったラージャン麺は、見た目のインパクトもありますが、一口食べればその複雑な味わいに驚くこと間違いなしです。バランスの良い辛みと痺れ、鼻から抜ける山椒の香りがたまりません。濃厚な味の麺と新鮮でシャキッとしたカイワレ大根の相性は抜群です。一緒に添えられたチンタンスープと味わえば、おいしさがさらに広がります。
他にも外側はカリッと中はジューシーな「黒酢酢豚」(2,300円)や、プリプリした海老のうまみ溢れる「大海老のマヨネーズソース」(2,800円)など、魅力的なメニューが並びます。
旬の食材を使った「おまかせコース」 8,000円は、豊洲から直接仕入れる鮮魚の料理など、同店ならではの豊かな味わいを楽しめます。コースに含まれる人気の「海鮮春巻」は、ホタテ、海老、蟹など贅沢な食材が入ったスペシャリテ。サックリ食感と濃厚な海のうまみ、黄ニラのやさしい香りが楽しめます。
また月ごとのおすすめメニューも用意。6月は、生姜の香りが爽やかで彩りも鮮やかな「新生姜とえびの炒め」(2,600円)や、「アオリイカ黄ニラ炒め」(2,300円)の他、「ハモの九条ネギソース」(2,500円)など鱧を使った料理を用意しています。
平日限定のランチセットは、3種類ですべて週替わり。1,300円~で、メイン料理に副菜3種プレート、香物、ライス、スープが付きます。どのセットも満足感が高く、毎週通いたくなりそう。
ハイクオリティな中華料理を堪能できる「中華料理 徳武」。あの名店の味が帰ってきたとすでに人気になっているので、早めの予約をおすすめします!(平日ランチタイムは予約不可)
食べログレビュアーのコメント
『「大三元」といえば汁なしラージャン麺で始まって汁なしラージャン麺で終わると言われるほど多数のメディアに取り上げられるほど超ギガ有名だが、ここ「徳武」にも汁なしラージャメンが圧倒的存在するのである。
着丼すると山盛りのカイワレ大根、そして炒められた麺が否応なしにテンション感を上げてくれる(笑)
さて食してみると、甘み先行型ながらもそこから強烈な調味料の圧倒的なコクと旨味が押し寄せ、一口目から只者ではない感テイストである(そして、辛みフックもしっかり存在)』(マーコラーメンさん)
『頼んだメニューはまず天津四種。頼んでよかった! 四つともこの後を期待させる美味しさ。次に汁なしラージャー麺。大三元時代のスペシャリテとのことだったが、私は恥ずかしながら初対面。カイワレとの相性が抜群で、ピリ辛な口の中を潤してくれる。これは、美味い。次は炒飯で〆るつもりだったが、ここにエビマヨを。これが大正解。ぷりぷりのエビにセロリの爽やかさが相まって、最高。そして、五目炒飯。五目はエビ、カニ、チャーシュー、シャケ、卵だろうか。豪華な五目だ。これもまた美味。最後に杏仁豆腐とマンゴープリンをいただきました。特にマンゴープリンが絶品』(イチロマルディーニさん)
※価格はすべて税込。