5月末〜6月は鎌倉であじさいが見頃なシーズン。週末のプチ旅行に訪れたい、鎌倉の話題のレストランや必ず喜ばれるお土産スポットをフードライター小寺慶子さんに教えてもらいました。

教えてくれる人

小寺慶子

肉を糧に生きる肉食系ライターとして、さまざまなレストラン誌やカルチャー誌などに執筆。強靭な胃袋と持ち前の食いしん坊根性を武器に国内外の食べ歩きに励む。趣味はひとり焼肉と肉旅(ミートリップ)、酒場で食べ物回文を考えること。「イカも好き、鱚もかい?」

鎌倉の味を楽しめるレストラン

1. enso(エンソウ)

「Seasonal Course」6,000円
「Seasonal Course」6,000円   写真:お店から
のんびりとした時間の流れる落ち着いた店内
のんびりとした時間の流れる落ち着いた店内   写真:お店から
 

小寺さん

築100年以上! 芸者の元置屋を改装したという情緒あふれる空間。料理も鎌倉の食材をたっぷり使ったモダンフレンチは、ヘルシーでとてもおいしく、雰囲気も含め心身が癒やされます。香水の調合でオリジナルの香りを作るのも楽しい体験。

2. ラッテリア ベベ カマクラ

湘南の宇宙
左から「出来立てモッツァレラ」 「出来立てリコッタ」 「ストラッチャテッラ」1,420円   出典:湘南の宇宙さん
 

小寺さん

初めてこちらのモッツァレラを食べた時の衝撃と言ったら! ピュアでコク深いミルクの風味に癒やされます。なかなか取り寄せもできないので、鎌倉に行ったらぜひ寄りたい一軒。

3. オステリア コマチーナ

kuroeggchan
「レモンクリームパスタ」1,680円   出典:kuroeggchanさん
 

小寺さん

移転する前から大ファン。鎌倉はイタリアンが多いですが、ここのレモンクリームパスタが恋しくなって、自宅でシェフのレシピ本をもとに再現したりも。家からは距離があるのでなかなか行けませんが、近所にあったら週3で通うと思います。

4. 23

lua branca
「タコス 3枚セット」2,300円   出典:lua brancaさん
 

小寺さん

タコスが人気のビストロでパスタなどもおいしいです。スパイシーなカルニータスを頬張れば、ジメッとした梅雨の空気も爽快に吹き飛ばしてくれます。

5. オルトレヴィーノ

みるみんく
「やまと豚のグリル ハーブ包み焼き」。ランチコース4,000円より   出典:みるみんくさん
 

小寺さん

鎌倉に暮らす人のおだやかで豊かな日常を体感できるエノガストロノミア。惣菜やワインを購入できるのはもちろん、奥様が買い付けたアンティークのインテリアなども素敵。レストランというよりも鎌倉の文化のひとつとして定着していると思います。