〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
ここにもとだか(東京・大崎広小路)
2024年4月、五反田駅より徒歩8分ほどの場所に新たに竣工した「五反田JPビルディング」。そのビル内に人気店「とだか」の絶品メニューを気軽に楽しめる「ここにもとだか」がオープンしました。多様な人が気兼ねなく過ごせる五反田のマチの食堂をコンセプトとしたフードホール「五反田食堂」内に誕生した同店は、「食べログ 居酒屋 百名店 」にも選出されている五反田の超予約困難居酒屋「食堂とだか」の4店舗目となります。本店は飲み放題付でお腹がパンパンになるボリューム満点のコースのみですが、同店では本店で人気のメニューをアラカルトで提供します。
同店のスペースには、キッチンが良く見えるカウンターに客席が10席と8名掛けのテーブルがあります。明るく和気あいあいとした雰囲気なので、リラックスして食事が楽しめます。
メニューは本店の名物料理の他、同店だけの限定メニューも用意。訪れた人のほとんどがオーダーする「ウニ・オン・ザ・煮玉子」(1個・1,000円)は、本店のコースの最初に出てくる看板メニュー。ウニと一体になって溶けるような煮卵は、口に入れた瞬間旨みがあふれ、思わず笑顔になる逸品です。SNS映えも間違いなし。
人気の「肉豆腐」2,500円は、しっかり煮込まれた濃厚な煮込みの上に、立派な牛肉がドンと鎮座。肉の旨みが何度も押し寄せる、ボリューム満点の一皿です。
他にも以前販売されたコンビニアイスのベースとなった「甘納豆チーズタワー」1,400円や、 辣子鶏のように唐辛子やスパイスと合わせた「トダチキ」(4本・800円)、季節メニューで実山椒のタルタルソースが存在感を放つ「桜マスのフライ」1,500円など、魅力的なメニューが豊富に並びます。
ドリンクもビールや日本酒、ワインなどの他に、生ビールとみかんを合わせた「とだビアーノ」900円や「小松菜生おろしサワー」900円など、同店ならではのユニークなものも揃っています。
本店の予約は現在約3年待ちだそうで、新店舗もオープン早々予約が殺到。予約は前月に翌月分をスタートするので、1カ月先までの予約しか受けてないようです。17時と20時の2部制で、予約はトレタから。6月までの予約は埋まってるので、7月の予約が開始されたら、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『食堂とだかの初期を知っている人にとっては懐かしくも嬉しいアラカルトでの注文が出来る。黒板に並ぶお品書きを見ながら、客自ら注文を書きこむ形。
定番にして名作のウニ・オン・ザ・煮玉子や甘納豆チーズタワー、トダチキ、牛ごはんも有れば、新作もホタルイカの豚バラ巻きやブリアゴの唐揚げ、実山椒パスタなど魅力的な顔ぶれが並ぶ。
その中でもヒットだったのが桜マスのフライ 実山椒のタルタルと実山椒パスタ。いずれも実山椒のピリリとした刺激が爽快で、クセになる味わいだった。
来月まで既に予約で埋まっている人気ぶりだが、予約も翌月までしか取らないようなので食堂とだかよりは遥かに行きやすい店だろう。
腹パン必至のお任せ一本の本家も良いが、好きなものを好きなだけ注文出来るアラカルトのこちらもなかなか良かった』(えこだねこさん)
『ウニ・オン・ザ・イクラ煮玉子 800円
こちらは食堂とだかでもお馴染みの挨拶がわりの一品。一口で半熟玉子、雲丹、イクラ、山葵を頬張る贅沢さ。グッといって、ハイボールかなんかもグッといきたいね。
トダチキ 800円
存在感ある唐辛子にまみれたスパイシーな骨付きチキン。骨付きだがずっと骨からはずれるよう食べやさも工夫されてます。程よい刺激とスパイシーさに思わずハイボールでもグッといきたくなるね。
気軽にフラッと予約困難店の味を楽しめる新たなスポット。ごちそうさまでした』(IKKO’S FILMSさん)
※価格はすべて税込。