〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

TRE CULI(東京・東銀座)

2024年2月1日、東銀座の歌舞伎座近くに「TRE CULI(トレクーリ)」がオープンしました。本場イタリアで修業した2人のシェフが、広島の食材を使って伝統的なシチリア料理を作っています。

店舗外観
店舗外観   写真:お店から

店舗があるのは東銀座駅から徒歩3分ほどの場所。晴海通りから1本裏のみゆき通り沿いのビルの2階です。席はカウンターとテーブル、合わせて27席。テーブルには白いクロスが掛けられ、ゆったりと落ち着いて食事を楽しめる雰囲気があります。店内に飾られている写真は、シェフがイタリア修業中に撮ったものだそう。本場の香りを運びます。

大人がくつろげる落ち着いた雰囲気の店内
大人がくつろげる落ち着いた雰囲気の店内   写真:お店から

シェフを務める吉村康平さんは、広島で10年活躍した後イタリアに渡り、シチリアで1年半修業。帰国後、東京で腕を振るった後、上海や深圳で人気イタリアンレストランのシェフとして現地の人々を魅了。そして、その腕を買われ、銀座「TRE CULI」のシェフに就任しました。

ディナーコース
ディナーコース   写真:お店から

料理のテーマは広島の食材×シチリア料理。吉村シェフの出身地である広島から、独自のルートで厳選したこだわり食材を仕入れています。広島は海の幸、山の幸がそろう多彩な食材の宝庫。糖度が高いレモンや新鮮な牡蠣、豚肉や牛肉などの上質な食材をふんだんに使って、シチリアの伝統料理を作ります。

メニューはその時一番おいしい旬の食材を使ったコース。「Cena Prugna 梅」6,500円、「Cena Bambù 竹」8,500円、「Cena Pino 松」9,500円で、毎日メニューが変わるそう。いつ訪れても飽きることがありません。その日の気分や好みに合わせた料理や、ワインペアリングの提案も可能なのだとか。

Tomopu
ランチ   出典:Tomopuさん

ランチはパスタをメインにした手軽なコース「PranzoA」1,800円、「PranzoB」2,300円、「PranzoC」3,800円、「ポルケッタのワンプレート」1,800円を楽しめます。シェフと会話しながら選んだ料理のコースを味わえば、忘れられないひとときになりそうです。

「カポナータラグサーナ」800円
「カポナータラグサーナ」800円   写真:お店から

シェフのイチオシは「おばあちゃんに教わった」というシチリアのローカルのレシピで作った「カポナータラグサーナ」。滋味豊かな野菜の味わいがギュッと詰まっており、ワインが進みます。

ワイン(白・赤)1,100円~
ワイン(白・赤)1,100円~   写真:お店から

料理に合わせて、自家製の果実酒などさまざまなドリンクをラインアップ。カジュアルでありながら、本格的なイタリアンがいただけるとあって、早くも予約必須の店になりつつあります。素材の味を生かした多彩な料理をゆっくりと味わいに出かけてみてはいかがでしょうか。

食べログレビュアーのコメント

beautokyo
「PranzoC」前菜とペアリングワイン   出典:beautokyoさん

『前菜+本日のパスタ+ペアリングワイン1杯+本日のメインでお願いしました。
前菜は広島食材をシチリア風でアレンジされており食べ応えあるので
あっという間にワインが無くなります・・・

イタリアの伝統を匂わせる料理とグラスワインも気軽に相談できる
カジュアルなおすすめイタリアンです』(beautokyoさん)

Tomopu
「PranzoB」前菜盛り合わせ   出典:Tomopuさん

『前菜とワインがセットになったパスタランチをお願いしました(2,300円)
ブルゴーニュのワインはこのセットのお値段以上のものでは。骨太だけどちょっと繊細、すごく美味しい。

本日のパスタは「鶏のブイヨン仕立てのカサレッチェ」
シチリアのショートパスタ、カサレッチェです。
アルデンテのカサレッチェが少しあるスープを徐々に吸って。柔らかい鶏肉にもスープとパスタの旨みがあって美味し。ローストしたパン粉も効いてます。
ワインにもばっちり合いました』(Tomopuさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子