〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

chinese kitchen MIDORI（東京・日本橋）

東京の中心地・八重洲に、普段使いできるチャイニーズレストラン「chinese kitchen MIDORI」が誕生しました。場所はなんと「食べログ餃子百名店」にも選出された人気中華料理店「リトル泰興楼 Fei店」の跡地。昨年11月に閉店の知らせを聞き、ショックを受けたFei店ファンの八重洲ワーカーたちも多かったことでしょう。

そんな方たちに朗報！「リトル泰興楼 Fei店」で働いていた店長と料理長の2人が独立し、同じ場所で店名を新たに掲げ戻ってきました！

独立に至った経緯をたずねると、「八重洲の老舗中華料理店『泰興楼』の姉妹店『リトル泰興楼 Fei店』で12年間共に働いた、料理長と店長の2人で独立を目指しておりました。Fei店がテナント契約終了に伴い閉店をし、そのタイミングで独立という流れになりました」とのこと。
そこで、思い入れのある場所でもあり、なじみ深い常連客も数多くいる“元職場”をほぼ居抜きで借り、新たな出発の地に選んだそう。

厨房で腕を振るうのは、中華料理一筋25年のベテランシェフ。都内中華料理店「新世界菜館」、八重洲「蓬莱」、そして「リトル泰興楼 Fei店」と、料理人として活躍してきた経歴を持ちます。「デイリーに楽しんでいただける中華料理店です」と話すように、シュウマイ、レバニラ、麻婆豆腐、担々麺など親しみ深いメニューをそろえています。

イチオシは「ジャンボシュウマイ」（4ケ 800円）。薄皮で包んだジューシーな手作り餡がうまみたっぷり。“ジャンボ”の名に相応しいごろっと大きなボリューム感もうれしく、味・サイズ共に申し分なし！

「シャキシャキジャガイモサラダ」や「特製塊肉黒酢スブタ」といった一品料理もおすすめとのことで、数人で集まってあれこれシェアして味わうのも楽しそうです。

ランチタイムはボリューム満点の中華定食や麺類が登場。種類豊富なラインアップに目移りしそうです。夜は自慢の手作りの点心をつまみに中華飲みを満喫。八重洲で仕事終わりの一杯が待ち遠しくなりますね。

店内はFei店時代の面影残る路地裏風カジュアル中華の雰囲気で、肩肘張らず食事を楽しむことができます。

料理長と店長の復帰を喜ぶ元常連客たちも集い、早くも連日賑わいを見せている店内。八重洲の人気中華のDNAを受け継ぐ味わいを、いち早くチェックしに訪れてみてくださいね。

食べログレビュアーのコメント

『昨年末、『FEI（LITTELE　TAIKOUROU）』が閉店したというニュースは、八重洲ワーカーのファンにとって衝撃でした。

今年、そのお店から、独立した店長さんと料理長さんが新たに同じ場所で復活されました。
シュウマイ推しのお店として。

ランチのメニューは、シュウマイ定食、レバニラハン、ルーローハンなどのご飯類が数種と、麺類は、担々麺、ダーロー麺など数種。

単品も可能ですが、シュウマイセットにすると、麺またはご飯を一品、焼売2ヶ、杏仁豆腐付き。

友人が「チャーハン」私が、フェイ時代には無かった「ルーローハン」、2人ともにセットに。

調味料セットには、泰興楼の人気調味料、「C八醤（シー・パ－・ジャン）」も。
旨辛の辛いもの好きにはたまらない調味料です。ほろりと崩れる豚バラ肉の角煮の塊にスパイスが香り、あんかけのような、こっくりしたソースご飯がすすみます。
豚角煮にある余計な脂が抜けて、旨味は残して程よい柔らかさです。
子どもでも食べられる甘いタイプではなく、唐辛子をきかせて辛さがじんわり。
台湾北部では細かい肉がのった魯肉飯が定番ですが、南部では大きめの豚バラ肉が、ドンとご飯の上に。こちらは後者になりますね。
フェイ時代の牛バラハンを思い出す味です』（parisjunkoさん）