〈遠くても食べたい味〉
年間の外食は1,500軒以上! 令和のグルメ王、浜崎龍がわざわざ旅をしてでも行く価値があるお店を紹介します。今回は、大阪で密かに人気を集める日本料理「大月」です。
教えてくれる人
浜崎龍
グルメメディア「TERIYAKI」や国内最大規模のグルメオンラインサロン「TERIYAKI美食倶楽部」の運営を行う、テリヤキ株式会社の代表を務める。大学生時代から幅広く食べ歩きを行い、ラーメンから高級フレンチまで年間1,500軒以上も飲食店を巡り歩く。ジャンル問わず、日頃全国の「おいしい」を求めており、北海道の端から沖縄、はたまた世界中まで飛び回る。レストランとのイベント企画も手がけ、飲食に対する新たな可能性を日夜見いだす。メディア掲載、マガジンハウス「Hanako」など。
大月
今回ご紹介するのは、大阪・福島でいま食通たちから知る人ぞ知る穴場的存在として注目を集める日本料理店「大月」です。
こちらは大阪の老舗割烹の「島之内一陽」で8年近く研鑽を積まれた店主によるお店で、2023年7月27日にオープンしたばかりの新店です。
店内は檜のカウンター席のみの洗練された雰囲気ですが、決して高級過ぎず、かと言ってカジュアル過ぎない居心地のいい空間。
営業は17時から24時までで、数あるメニューの中からなんとアラカルトで対応してくれるのがありがたいです(もちろんおまかせコースでも対応可)。
季節の食材を組み合わせ、素材の長所を最大限に引き立てた料理はどれも絶品。正統派というよりもどこか創作要素も兼ね備えた料理です。
ひたすら良質な料理と落ち着ける空間で、確実に客の胃袋とハートをつかみにかかります。
お会計も食べて飲んで15,000〜20,000円位とうれしい価格帯。北新地などで同じボリュームのコースでいただくとなると3万円近くはします。
遅い時間など、当日空いていれば1品からでも利用可能とのことなので、贅沢な2軒目使いとしても利用可能です。
オープンしてまだそこまで経っていないですがまだあまり知られていないので、徐々に人気が出ること間違いなしです。大阪に住んでいる方は是非とも食べに行ってみてください。