〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

てんぷら 山の上 Roppongi 東京ミッドタウン店(東京・乃木坂)

写真:お店から

2023年8月、六本木駅直結の複合施設「東京ミッドタウン」内にて、職人の技が光る極上の天ぷらが味わえる「てんぷら 山の上 Roppongi 東京ミッドタウン店」がリニューアルオープンしました。1954年に神田駿河台の地にホテルと共に創業して以来、多くの文化人に愛され続けている「てんぷら 山の上」が、六本木に初出店してから16周年。おいしいものが街にあふれる今日この頃、生まれ変わった新店舗では、伝統の料理だけでなく、これまで以上に進化した「感動体験」を届けることをテーマとしているそう。

写真:お店から

店内は、山海の自然をさりげなく表現した和紙、組子の格子や欄間など木をふんだんに使用した「和空間」に重厚感のあるシャンデリアを使用することによって、和洋折衷による「老舗クラシック感」を追加した、六本木ならではの上質な空間。天井が高く開放的で、カウンター席の目の前には、大きなガラス張りの窓があり、見事な眺望が広がります。昼は四季折々のガーデンを、夜は六本木の夜景を楽しめます。ムード満点の特等席は、六本木店にしかない人気の席です。他にも、天ぷらの揚がる心地よい音が響く臨場感あふれるテーブル席や、ビジネス・プライベートの会食に対応した個室を新設。さまざまなシーンに合わせて利用することができます。

写真:お店から

自慢の天ぷらは、料理長が現地まで足を運び信頼する生産者から選び抜いた旬の食材を「山の上」の職人たちが最高の胡麻油を使い“匠”の技で、一品ずつ心を込めて揚げていきます。

生雲丹の大葉巻き 写真:お店から

軽やかな衣と、際立つ素材本来のおいしさは、熟練の技ならでは。名物の「生雲丹の大葉巻き」は、創業時より付き合いのある老舗業者より仕入れた上質な北海道産の生雲丹を贅沢に使用し、大葉で包み揚げていきます。外はカラッと薄衣と大葉の食感が爽やかですが、その後は濃厚でみずみずしい雲丹の旨みや味わいが口の中いっぱいに広がる、とても贅沢な逸品です。

写真:お店から

ランチメニューは、野菜を得意とする「山の上」の魅力が詰まった「季節野菜のおまかせ」9,000円や、江戸前の天ぷらの定番コース「おまかせ(イ)」12,000円の他、旬の色とりどりの野菜をふんだんに使った美しい「季節の野菜天丼」4,600円などの天丼、お好み天ぷら(単品)も用意されています。

豪麓(ごうろく)天丼
豪麓(ごうろく)天丼   写真:お店から

おすすめの「豪麓(ごうろく)天丼」10,000円は「最高の素材を最高の器で楽しんでいただくこと」をコンセプトにした特別な食事。石川県の山中塗で特別に依頼した大きな合鹿椀にご飯を盛り、選び抜いた旬の食材を揚げ、豪快に盛り合わせた天ぷらは、塩でも、丼つゆでも、それぞれ好みのスタイルで味わうことができます。

期間限定のリニューアル記念コース(ランチのみ) 写真:お店から

 現在は2023年10月31日(火)までの期間限定で「リニューアル記念コース」(ランチのみ)22,000円を提供中。名物の「生雲丹の大葉巻き」をはじめ、今回のリニューアルOPENのために料理長が選び抜いた“旬”の食材を天ぷらにした、味わい尽くしのランチコースなので、この機会に是非味わってみてください。

「すみれ」のコース
「すみれ」のコース   写真:お店から

夜のコースは「あやめ」25,000円と、完全予約制の「すみれ」30,000円。日本の恵まれた山や海からの豊かな食材を、天ぷらならではの滋味深い味わいで堪能できます。記念日や接待など、大切な方とのひとときにぴったりのコースです。

山の上ホテルならではのおもてなしと、五感で味わう至福の天ぷら。日本らしい価値ある時間は、記憶に残る体験になるのではないでしょうか。

※価格はすべて税・サービス料込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香 写真:お店から