〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

ダイワTOKYO（東京・二重橋前）

2023年4月、二重橋前駅から徒歩3分ほどの場所にある商業施設「丸の内ビルディング」の地下1階に「ダイワTOKYO」がオープンしました。日本中の旬のおいしいフルーツ、パン、クリーム全てにこだわった「八百屋の作る本気のフルーツサンド」を販売します。同店の原点は、愛知県岡崎市、名鉄名古屋本線宇頭駅から徒歩10秒で辿り着く、町の小さなスーパー。1970年（昭和45年）6月に設立された「株式会社大和」は創業者である大山和之氏の名前から一文字ずつ取り”大和”と名付けられました。現在は孫の大山皓生氏が家業を引き継ぎ、2020年に初の東京進出をした「ダイワ中目黒」は、フルーツサンド人気の火付け役とも言われる人気店になりました。

「丸ビル」の名で親しまれている「丸の内ビルディング」の地下1階が「マルチカ」としてリニューアルオープンするのに伴い、同店は商業施設初出店。生産者とのネットワークもあり、果物の目利きという八百屋ならでの強みを生かしたフルーツサンドを提供します。厳選された旬のフルーツを、ほぼまるごと使ったフルーツサンドは、見た目もインパクトがあり、おいしさも格別です。ショーケースにずらりと並んだフルーツサンドは壮観。大胆にカットされたフルーツの鮮やかな断面が、食欲をそそります。

中でも目を引くのは、値段もスペシャルな「太陽のタマゴ」3,000円。奥深い甘味と芳醇な香りの最高級品の宮崎県産マンゴーで、一口食べれば忘れられないおいしさです。「トロピカルの女王」とも呼ばれ、ジューシーなとろける味わいに、リピーターも多いそうです。埼玉県産ブランドいちご「あまりん」1,280円は、産地以外では手に入りにくいいちごで、糖度が高く、酸味が控えめで甘みたっぷり。フルーツサンドだけでなく「生クリームだけ」480円や「チョコだけ」498円という、フルーツなしのサンドも人気の商品です。フルーツサンド専門店で、フルーツなしサンドが提供できるのは、こだわりのクリームへの自信がうかがえますね。

また、岡崎の「ダイワスーパー」で販売している「ばあちゃんの作る本気の出汁巻きたまごサンド」980円も東京初販売となります。分厚くジューシーな出汁巻きたまごは、素朴な優しい味で、パッケージに印刷された作り手の素敵な笑顔と重なります。こちらは、からしありか、からしなしを選べます。

他にもシュガーバタークレープで宮崎マンゴーや焼きいもペーストをくるんだ「クレープ」（600円～）や、フルーツジュースやコーヒー（450円～）などのドリンクも充実しています。「マルチカ」にはフリースペースも併設されているので、テイクアウトしてすぐに食べることも可能です。手土産にも喜ばれるフルーツサンド専門店、知っていると重宝しそうな新店です。