〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

A NIKU produce by 新井屋（東京・水道橋）

2023年4月に水道橋駅から徒歩5分ほどの場所に「A NIKU produce by 新井屋」がオープンしました。食べログ焼肉 TOKYO 百名店に選出されている「焼肉ホルモン新井屋」の新井英樹氏が初めてプロデュースをした焼肉店です。

同店は、世界に向けて和牛や日本式の焼肉の魅力を発信したいと考え、国内外からのゲストを受け入れること、また、海外への出店を視野に入れ、その第一歩として発足。そこで出会ったのが新井氏で、肉の目利きや扱い、愛されるキャラクターに惚れこみ、縁があってオープンに至ったそうです。

店舗は2階建ての一軒家という造りで、大きな看板は掲げておらず、「肉」の文字だけが浮かび上がっています。ぱっと見では、焼肉屋とは思えないシックな外観で、隠れ家のような佇まい。

1階はデート向きのカウンター席、2階はテーブル席で全34席。シーンに応じて、使い分けができるのもいいですね。照明は暗めで、席間隔もゆったりと取ってあり、落ち着いて過ごせる空間になっています。

新井氏は、メディアには登場することのない“取材拒否”の店として有名な名店で修業し、2013年に独立。その後、高円寺、阿佐ケ谷、渋谷に3店舗をオープン。肉の目利きにも定評があり、手掛けた店は瞬く間に人気店になっています。

同店でも「焼肉をもっと楽しく！」という新井氏の思いが溢れた逸品を提供しています。

おすすめは同店でしか食べられないオリジナルメニュー。1段2切れ1,100円で追加可能の見た目も圧巻の「タワーカルビ」（通常2段4切れ・3,278円）や、ダイス状のハツを岩（ロック）のように見立て自家製の香草ホイップで食べる「ハツロック」1,100円、目の前で仕上げるライブ感や出来立ての味わいを楽しめる「焼肉屋の青椒肉絲」1,650円など、ユニークなメニューが揃っています。
「レバーアヒージョ」 1,100円は、ゴマ油にくぐらせたレバーのプリプリの食感と、ニンニクの香りをほんのりまとった味わいが好評です。軽く湯引きし、上ミノの食感が楽しい「A NIKUミノユッケ」1,430円は、ポン酢であっさりと仕上げ、箸休めにもおすすめです。

もちろん「新井屋」でも好評な特上厚切りシリーズ（レバー・タン・ハラミ）も提供。いずれも数量限定の為、争奪戦です。角のピンッと立った分厚い「特上厚切りレバー」1,650円はまるで羊羹のようで、レバー好きにはたまらない一品。「特上厚切りタン塩」（4切れ・4,378円）は、じっくり時間をかけ焼き上げることでプリプリサクサクの食感が楽しめます。「特上厚切りハラミ」（2切れ・3,278円）は、噛んだ瞬間にあふれる旨味たっぷりの肉汁がたまりません。

鮮度抜群の和牛と自慢のホルモン、他の焼肉店では味わえないオリジナリティー溢れるメニューを堪能できる焼肉店。お肉好きの方には是非訪れて欲しい新店です。

食べログレビュアーのコメント

『何度もお伺いしているお気に入りの焼肉屋さん「新井屋」がプロデュースする新店が出来ると聞き、早速お伺いしてみました。
　
本家の新井屋に匹敵するクオリティのお肉を扱いながら、オリジナルの創作メニューが多く、これまで無いタイプの新しい焼肉を楽しむことが出来ました。
　
この日1番印象に残っているのは、終盤に登場したしゃぶしゃぶ。
ミノやハツなどのホルモン、さらに新鮮な野菜類を出汁でしゃぶしゃぶにし、出汁・とろろ・卵を混ぜたタレで頂く一品。
焼肉とはまた違ったホルモンの表情を見ることができ、素材そのものの良さを実感します。
特にツラミの食感・味わいが良く、他のお店でも真似して欲しいと思うほど美味しかったです。
　
新井屋さんで人気の厚切りレバーも忘れてはならない一品。
ピンと角が立った極厚のレバーは、ザクザクとした食感と濃厚な旨味が堪りません。
自分好みの焼き加減で食べることが出来るので、サッと炙るパターンとよく焼きパターンの両方が楽しめ、どちらも違った味わいで非常に満足しました。
　
これから間違いなく人気が出そうなお店です。
店舗も広く、色々な用途で利用したいと思います』（Yuta_0911さん）