〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

やまもと食堂(仮)ぎんざ(東京・銀座)

写真:お店から

2023年1月25日、銀座、ソニー通り沿いのビル6階にオープンした店「やまもと食堂(仮)ぎんざ」。隠れ家のような雰囲気の中で、フレンチシェフが作るジャンルにとらわれないアラカルト料理とワインを心ゆくまで味わえる店です。

(仮)の看板
(仮)の看板   写真:お店から

札幌でフレンチの修業を始めた山本シェフ。上京した後、外資系ホテルや都内の名フレンチ店で研鑽を重ね、1月より、やまもと食堂(仮)をワンオペレーションで始めました。

(仮)と付くのは、リニューアルオープンを予定しているため。リニューアル後はコース料理をメインとした店になる予定で、それまでのひととき、気軽にアラカルト料理とワインを楽しむ“食堂”となります。

カウンター席
カウンター席   写真:お店から

店内はグレーを基調にした大人が落ち着ける雰囲気。席はカウンター席のみ7席。貸し切りの場合、8席まで対応できます。気の置けない人たちと貸し切りでワイン会をしても良いですね。

「スープ・ド・ポワソン」。写真はアラカルトサイズ(2皿に分けることも可能) 写真:お店から

料理はフレンチをベースにした創作料理。シェフのおすすめは「スープドポワソン」。魚を丁寧に下処理し、魚のクセをなくしながらも旨みを引き出した、シェフの技から生まれる逸品です。一度作ったスープは寝かせてから、同じ工程を再度、繰り返します。手間と時間を掛けたスープは、濃厚でありながら飲みやすいです。

「ギンザのザンギ」1,100円
「ギンザのザンギ」1,100円   写真:お店から

訪れた人に人気なのが「ギンザのザンギ」。北海道出身のシェフが今まで食べてきたザンギの中で一番おいしいと思う店のレシピを学び、シェフ流にアレンジ。添えられたタレにシェフのセンスが光ります。

猪で作るキーマカレー。よくあるメニューも工夫されています
猪で作るキーマカレー。よくあるメニューも工夫されています   写真:お店から

そのほか、羊のトマト煮込みといった本格フレンチや、自家製カレーを使ったカレーパン、麻婆豆腐などシェフのアイデアあふれるメニューの数々にどれを食べようか迷ってしまいそうです。

グラスワイン 1,890円~
グラスワイン 1,890円~   写真:お店から

こだわりのワインもラインアップ豊富に取りそろえています。店はシェフ一人のオペレーションのため完全予約制。おいしいワインと料理で銀座の夜を楽しくしてくれる、大人のための“食堂”に出かけてみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

浜崎龍
出典:浜崎龍さん

『シェフの山本さんは、恵比寿の某フレンチや銀座のフレンチでも働いてた方。こんなメニューを気軽にアラカルトで食べれていいの?というメニューが多く並ぶ。

特におすすめなのが、シェフの地元が札幌なのだが、札幌のザンギの名店で学んだというシェフオリジナルのザンギが絶品。特製の葱ダレとケイジャンマヨネーズとの組み合わせは一度食べたら病みつきになること間違いなし。

ワインのラインナップも豊富なので、ワイン好きにも重宝されること間違いない』(浜崎龍さん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子