〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
ASTERISCO(東京駅)
2022年1月13日に東京駅、東京ミッドタウン八重洲、ヤエチカと直結する「YANMAR TOKYO」の2階にオープンした「ASTERISCO」は、お米を軸にした料理を提案するイタリアンレストランです。お米食材をシンプルな調理法と様々な角度からアプローチした、バリエーション豊かな小皿料理を飲茶スタイル(「YUMCHA STYLE」)で楽しめます。
監修は日本を代表する放送作家・プロデューサーの小山薫堂氏、プロデュースは「食べログ イタリアン TOKYO 百名店」にも選ばれている六本木の人気イタリアン「La Brianza」オーナーシェフの奥野義幸氏です。食材の魅力や生産者のストーリーについて、スタッフから説明を受けながら楽しくメニューを選べる対話型サービスを特徴としています。
店名は「※米印」をイタリア語で表現すると「*ASTERISCO」となることが由来だそうで、小山氏の「レストランを通じて発見するおいしいものに米印をつけてほしい」という思いが込められています。
店内は天井が高く、窓からは東京駅が見える広々とした空間。グループで利用しやすいテーブル席、ゆったり寛げるソファー席を中心に、個室も完備しています。約100名の貸切も可能で、プロジェクター・音響設備も整っているのでイベントや宴会にも使い勝手が良さそう。
店の中心にある開放的なオープンキッチンからは、調理音や嗅覚を刺激する料理の香りが立ち上り、食欲をそそります。肉、魚、野菜の旨味を閉じ込めたお米のスペシャリテに、提供温度にこだわったメインディッシュ。お米を軸に、新たな可能性を探る多彩なメニューと、各地の旬の食材を活かした料理を提供します。
お昼のコースは3品で構成される「ピッコロ」2,000円、4品で構成される「プロバーレ」3,300円、5品で構成される「グランデ」4,800円の3コース。どのコースもパスタ、リゾット、カレーから選べ、パスタは+200円で米粉のパスタに変更できます。リゾットは店内の羽釜でふんわりと炊き上げた鳥取県産のこだわりのお米を使い、芯の残り具合も絶妙に仕上げられていると評判です。
夜のコースは前菜2種、パスタ、メイン、ドルチェの5品で構成される「ヴィータ」5,000円、冷前菜、温前菜、リゾット、パスタ、メイン、ドルチェの盛り合わせの6品で構成される「デグスタツィオーネ」8,000円、季節の食材を使った贅沢なおまかせコース「プレミオ」12,000円があります。
ディナータイムでは、四季折々の旬の食材を使用した小皿料理を、ワゴンサービス「YUMCHA STYLE(ヤムチャスタイル)」で提供します。日本のソウルフードに欠かせない“米”にまつわる様々なイタリアン。国産米を食べて育った鶏が産んだのホワイト卵や、ライスペーパー・お米のニョッキ・米粉のパスタなど、お米の可能性を広げるこだわり食材による新たなおいしさとの出合いを楽しめます。羽釜で炊き上げるご飯には、鳥取県産のヤンマー米を使用。日本の“いかめし”とイタリアの“アクアパッツァ”を掛け合わせ、和×伊を融合した自慢の小皿料理などを飲茶スタイルで楽しめるのは「ASTERISCO」ならでは。
アラカルトメニューでは、トマトのほどよい酸味とトロンとしたミルキーなブッラータチーズの生み出すハーモニーがたまらない「王道の極み!甘熟トマトとブッラータチーズのスパゲッティ」2,400円がおすすめ。飲茶スタイルの小皿料理を楽しんだ後に、是非注文してほしい逸品です。
米料理とイタリア料理にぴったりなお酒も多種多様にラインアップ。ソムリエも常駐しており、主にワインはイタリア産を中心に日本ワインもそろえています。また、お米に合うように日本酒や焼酎も用意されており、これら銘酒を使ったオリジナルカクテルも提供。稀少な銘柄も味わうことができます。
駅直結で、行きやすく、デートや接待、女子会など様々なシーンで利用できる、覚えておきたい新店です。
※価格はすべて税込