〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
世界のパン パダリア(PADARIA)(東京・恵比寿)

2022年11月28日、JR「恵比寿」駅から代官山に向かって5分ほどの場所にベーカリー「世界のパン パダリア(PADARIA)」がオープンしました。外苑前にある、世界中の朝ごはんが食べられるカフェレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」が手掛ける姉妹店。これまで同店の朝ごはんに登場した、世界各地のパンが楽しめるベーカリーです。

店内のショーケースの中には、店奥のキッチンで作られた焼きたてパンがズラリ。パンだけでなく、ケースの上には世界各地の紅茶やジャムなどパンのお供にぴったりのアイテムもそろえられています。
基本はテイクアウトで、スタンディングでイートインできるスペースも。パンの他に、コーヒーなどのドリンクと、週替わりで世界各地のスープも用意されています。ウクライナの「ボルシチ」、ドイツの「人参と生姜とオレンジのスープ」などがあり、パンも同じ国でそろえて選んでも楽しそうですね。

並べられているパンは「ハチャプリ」や「カルヤラン・ピーラッカ」など、名前を聞いてもどんな味わいか想像できないような珍しいものばかり。「ハチャプリ」はジョージアを代表するパンで、舟形の真ん中に卵とチーズが入っています。温めると卵とチーズがトロリ。ちぎったパンをこの卵とチーズに浸して食べるのだそう。店を訪れたジョージア駐日大使も太鼓判を押す本場の味です。

「カルヤラン・ピーラッカ」とちょっと発音も難しそうなパンはフィンランドのもので、ミルク粥をライ麦生地で包んで焼いたパン。フィンランドは寒さのため小麦が育ちにくく、代わりにライ麦でパンがよく作られるのだとか。「ムナボイ」と呼ばれるゆで卵とバターを混ぜたものをトッピングするのがおすすめの食べ方だそうです。

パンを朝ごはんに食べる国は世界に数多くあります。いずれもその土地の文化や気候風土に根付き、そこで暮らす人々に長年愛されてきたものばかり。パンを通して世界のあちこちに旅行した気分になってみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント

『「シミット」(トルコ)280円
ゴマたっぷりのパン。形はベーグルに似ている。
何も付けなくても美味しいが、クリームチーズやジャムやハチミツにつけるのがおすすめだとか。
個人的には、食べながらクリチに合わせるのが一番だと思ったが、
あいにく自宅では切らしており、スペイン土産でいただいたオリーブのスプレッドに合わせてみたが、これがよく合う!
何にでも合わせやすいパンなのだ。』(せすく・ふぁぶれがすさん)

『美味しくて楽しかった~
さすが、人気のワールド・ブレックファスト・オールデイのパン屋。美味しいだけじゃなく説明書きが付いて勉強にもなります。
おしゃれ感もあってこれは人気が出そうな予感。
今週末は行列ができるのではないでしょうか。』(じょいっこさん)