〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鮨 よね山(東京・内幸町)
2022年12月に内幸町駅から徒歩5分ほどの場所にオープンした「鮨 よね山」は、早くも美食家達から注目を集めている寿司店です。
大将を務める米山淳氏は、銀座の名店「鮨 あらい」や東麻布で人気を博している「すが弥」で研鑽を積んできたベテランです。19歳で寿司屋での修行を始め、7年ほど前から店を任されていましたが、時代の変化を感じ、もう一度学びたいという思いから「鮨 あらい」で3年半程勉強をしたそうです。30年間、寿司一筋で腕を磨いた米山氏が満を持しての独立となれば、期待が膨らみます。
米山氏の新たな門出の場所は内幸町。新橋の賑やかさ、銀座の華やかさの隣で、落ち着いた雰囲気の中、ゲストにゆっくり寛いでもらいたいという思いから、この場所に出店を決めたそうです。白いのれんをくぐると、すっきりとした清潔感のある店内にL字形のカウンターがあります。できる限り装飾を排除して、シンプルな空間を意識した造りにしたとのこと。客席は現在6席の利用となっていますが、しばらくしたら席数を増やす予定だそうです。
メニューは「おまかせコース」29,700円。「鮨 あらい」譲りのネタを活かしたコースになっていて、豊洲市場と産地から直接仕入れる魚を堪能できます。コースと一緒に楽しむアルコールにも趣向を凝らし、日本酒や日本のワイン、ウイスキーなど、国産にこだわったものを取りそろえています。
素朴ながら、素材の旨みを引き出す心を込めた料理の数々。同店ならではの酒肴で一献傾けてから、絶品の寿司に舌鼓を打つ至福のひととき。米山氏がたどり着いた寿司の世界を、ぜひご堪能ください。
食べログレビュアーのコメント
『前半つまみ、後半握りの構成です。
最初から立て続けにつまみが登場しました。
炊き合わせで次への期待をもたせ、続く「蛸」「白子」はシンプルゆえに素材の良さが引き立ちました。長年この世界にいらっしゃったから出来ることなのかな…と感じました。
シャリも米の粒が立っていて口に入れるとほどけます。見た目は白酢かな?と思うのですが白酢らしいシャープさとは異なるまろやかさを感じました。
気に入ったのは気仙沼のマグロ3種です。見た目もしっかり分かる赤身・中トロ・大トロ。口溶けも良く、脂も美味しかったです。
ご馳走様でした。心地よいひと時を送る事が出来ました。』(カフェモカ男さん)
『鮨は、つまみから始まり握りとなるお任せです。『鮨あらい』に在籍してただけの事があり、ツマミも握りも似ている所が多いです。あらいファンに取っては嬉しいですね。これってある意味大きなアドバンテージだと思います。値段も良心的に押さえられてるのも嬉しいです。
ワイワイガヤガヤととても楽しい時間を過ごす事が出来ました。また季節を変えて伺いたいと思います。ご馳走様でした。』(pateknautilus40さん)
※価格は税込