4. レバノン料理を初体験できる|汽
インターナショナルな料理店の多い京都でも珍しい、レバノン料理の店。シェフはミシュランの星獲得フランス料理店などで腕を磨き「自家栽培したオーガニックな野菜などを使った料理をカジュアルに提供したい」とこの店をオープン。
そもそもレバノンってどこやねん?という方も多いと思いますが、レバノンは地中海に面した中東の国です。肉ではなくひよこ豆を使ったコロッケ「ファラフェル」などヘルシー料理が中心。こちらのモーニングは灰色のピタパンが付いたスモークチキンプレート1,500円、ファラフェルプレート1,500円などがそろい、具材をそのまま食べたりピタに挟んだりと色々楽しめます。ランチのチキンシャワルマ(チキンのグリル)800円など、未体験の料理も……。



5. 朝食専門店の洋食バージョンがオープン|喫茶喜心
京都の名店「草喰なかひがし」が監修した朝食の店「朝食 喜心」の姉妹店が2022年9月にオープン。和の空間ながら、コンセプトは「洋食のブレックファースト」というギャップがユニークです。
「喜心の洋朝食」2,400円は白味噌を用いた野菜のスープ、糀パンのトースト、九条ネギやチーズ入りのオムレツがセット。洋風だけど和素材を使っているのが京都らしいですね。



お店は複合施設の中にあり、お忍び宿「MAANA KIYOMIZU」、器や家具、インテリアのショップと金継ぎアトリエ「POJ Studio」も併設。宿泊して朝食を楽しむのもオススメです。
6. 鴨川沿いのビストロで優雅な朝食を|B STORE
京都と大阪にそれぞれ趣向の違うレストランなどを展開する大人気グループ「イカリヤ食堂」の新業態。ビストロとパン屋と菓子屋が一つになったハイブリッドレストランで、鴨川に面したロケーションも最高です。
2022年11月にスタートしたモーニング1,980円は、炭焼トーストサンドに季節の野菜やフルーツ、スープ、が付いて、クラフト焙煎珈琲や紅茶などがお代わり自由 。8月と10月には川床が席料不要で利用できます!


7. 卵ソムリエによる卵サンド専門店|NINUKI
卵サンド店が増えていますが、そんな中で2022年9月にオープンしたこちらは、なんと「卵ソムリエ」が手掛ける専門店。こだわりの卵は京都産の「くろ丹波」と「茶乃月」をメニューに応じて使い分け。スクランブルエッグの「NINUKIサンド」や卵サラダを使った「ツブツブサンド」に加え、「明太チーズサンド」「フレンチトースト」まで守備範囲広し。店内で味わうも、テイクアウトして公園などで味わうもよし。



店内には卵セラーなるものもあり、卵への並々ならぬこだわりを感じます。さすが厳選しただけあって、サンドイッチの卵は黄身が赤色に近く濃厚で、栄養たっぷり!という感じです。
※価格はすべて税込。
教えてくれた人

猫田しげる
グルメ誌、旅行本、レシピ本などの編集・ライター業に従事。現在はウェブライターとして関西を中心に活動。おいしい店はもちろん、それ以上に「クセの強い店」を愛してしまう。表向きは普通に会社勤めしているサラリーマン。あまり更新できていないブログ「クセの強い店が好きだ!」もよろしくお願いします。
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文:猫田しげる