〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
豊栄(東京・本駒込)
2022年11月、本駒込駅2番出口を出て徒歩1分のところに移転オープンした「豊栄」。「食べログ 中国料理 TOKYO 百名店」に選ばれた茗荷谷のお店から座席数が増え、コース料理もパワーアップしました。
この地に出店を決めたのは店主の進藤浩二氏が淡路島に旅行中、参拝した神社の帰り道に物件の連絡をもらえたので、運命を感じたからだとか。
念願だったカウンターのあるオープンキッチンで、前店舗以上に客とのコミュニケーションを図っていきたいとのこと。着席した際の目線がカウンターとフラットになる高さにもこだわりました。
進藤氏は1976年東京都出身。高校卒業時に調理師免許を取得し、目黒の「香港園」で修行を始めました。その後、横浜中華街の「景徳鎮」、千葉・柏の「麗宮飯店」(現在閉店)、渋谷の「月世界」での修行を経て、2016年に独立。
同店のメニューはコース料理のみで、一番のおすすめは、料理人人生28年の集大成を詰め込んだという「豊栄コース」6,000円です。同店イチオシのメニュー、醬(ジャン)の盛り合わせから始まり、前菜6種盛り合わせ、体に染み渡る薬膳スープ、定番のよだれ鶏、旬の食材を使った料理数品、シメの食事やデザートもついて、このお値段。ボリュームもたっぷりで、コスパの高さに驚かされます。
「豊栄コース」のほかに、土日祝の「ランチコース」4,500円、11品の「結コース」8,500円、フカヒレの姿煮が付く「香コース」12,000円も。シーンに合わせて選べるコースがうれしいですね。
店内はカウンター6席とテーブル席(最大4名)4卓の計22席。座席数も増えて、内装も洗練された雰囲気にリニューアルしました。落ち着いた雰囲気の中、コース料理をいただけます。
「レストランで食事をすることは、普段とは違う『非日常』だと考えています。その大切な時間に少しでも感動や幸せを感じていただけるよう、精一杯努力いたします」と進藤氏。進化し続ける豊栄から、ますます目が離せませんね!
食べログレビュアーのコメント
『この日いただきましたのは、税込6,000円の豊栄コース
自家製醬盛り合わせ
胡瓜と4種の醤をあわせた1品でコースがスタート。美味しいベジタブルファーストです
極上薬膳スープ
こちらは美味しさだけでなく、健康や滋養強壮、免疫力アップなどを期待できるまさに極上スープ
名物よだれ鶏
辣油がたっぷり効いていて、後味がかなり辛く感じる、インパクト大のよだれ鶏でございました
上海蟹のあんかけ茶碗蒸し
塩気も強めで濃厚な味わいの上海蟹のあんかけ、マイルドでトロトロの茶碗蒸しとの相性は抜群でございました
金目鯛中華蒸し
金目鯛の身はしっとりフワフワ、口中でとろけるよう、そして上品なタレとのハーモニーが絶品でございました
豊栄焼きそば
〆の1品は焼きそばが供されました。プリプリの海老を楽しみ、旨味たっぷりの焼きそばを堪能させていただきました
季節を変えてお邪魔してみたい中華のお店でした』(自称独り者グルメさん)
『アラカルト中心だったメニュー構成もコースがメインになり、町中華からモダン中華へと進化した感じ。
今回は毎年恒例の上海蟹オスメス食べ比べスペシャル25,000円!蒸し立ての上海蟹の美味しさはたまらないし、茶碗蒸しや蟹の出汁がしっかり出たスープでの細麺、蟹玉春雨など本当に手間のかかる上海蟹づくしのお料理を用意していただき大満足。
新しい豊栄さんのスタート、引き続き応援したい!! 』(ゆめゆめさん)
※価格はすべて税込