〈NewOpenNews〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
malca(マルカ)(東京・青山)
2022年10月27日、東京メトロ「外苑前」駅から徒歩3分の場所にイタリアン「malca(マルカ)」がオープンしました。オーナーシェフの北野 司さんは、ミシュラン一つ星を獲得し、予約困難で知られている「TACUBO(タクボ)」で4年間活躍した実力派シェフ。その北野さんが満を持して、独立して開いた店とあって、早くもグルマンたちの注目を集めています。
「malca」は外苑西通りに面したビルの地下1階にあります。店内はグレーを基調としたモダンなデザイン。ガラス張りの大きなワインセラーが印象的です。席はカウンター8席と個室2部屋とこぢんまりしています。
ランチは「季節のおまかせコース」のみ。ランチ時のみ個室であれば小さな子ども連れでも大丈夫です。ディナーは「食べたいものを好きなだけ」というシェフの思いからアラカルトで料理がいただけます。肩肘張らずに自分の好きなスタイルでおいしい料理を心ゆくまで味わえるのがうれしいですね。
季節の食材が持つおいしさを最大限に引き出すことで定評があった「TACUBO」。その出身である北野シェフも、生産者と対話しながら食材の強みを最大限に引き出し、見て美しく、食べておいしい一皿を供することをモットーにしています。
シェフの実家がある淡路島から取り寄せた鮮度抜群の魚貝類を使った料理や、厳選した素材を炭火でグリルした肉料理など、どれを食べようか迷ってしまうほどメニューは魅力的なものばかり。中でも“秀逸”と評判なのがパスタ。「TACUBO」時代から北野シェフが作るパスタのファンという人たちがさっそく思い思いに絶品パスタを堪能しています。
店名の「malca」はシェフの実家の鮮魚店に由来します。その昔、シェフの祖父が営んでいた鮮魚店の愛称「まるか」。現在は違う名前になっているのですが、今でも地元の卸業者から「まるか」の愛称で親しまれているのだそう。周りにいる多くの人々の心に長く残る店でありたいというシェフの思いが店名に込められています。
シンプルでありながらも奥が深いイタリア料理。そんな料理をひたすら追い続けるシェフの一皿を求めて、開店直後から多くの予約が入っています。予約困難になる前に、ぜひ珠玉の料理の数々を味わいに訪れてみてください。
食べログレビュアーのコメント
『特筆すべきはアーリオオーリオ。TACUBOの年越しパスタでも1番人気だった名物メニュー。一度に4人分以上は作れないという、実はかなり繊細なお料理。これはほんと今まで食べたものの中で1番旨いと思う。白トリュフのアニョロッティもブロードが何て旨いの。TACUBO仕込みのボロネーゼは言うまでもなし。急遽、タリアテッレをスパゲッティに変更してもらいました。そんなワガママまで気軽に応えてくれるのが嬉しい』(ぴーたんたんさん)
『メインまでしっかりと美味しかったですが、
やはりパスタが秀逸!
今度はアラカルトで、
伺いたいと思います☆』(みるみんくさん)