〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

弐代目 かやもり(東京・東北沢)

写真:お店から

2022年4月に東北沢駅から徒歩1分ほどの場所にオープンした「弐代目 かやもり」は、焼肉を知り尽くした店主による、コースで楽しむ和牛創作料理店です。

店主の茅森 貴史氏は、用賀にある食べログ 焼肉 TOKYO 百名店にも選出された「ら・ぼうふ」に入社し、店長であった込山 秀規氏(現在は西麻布の「誇味山」店長)を師と仰ぎ、和牛の調理技術や接客業を学びました。「ら・ぼうふ」や駒沢の「Cossott’e(焼肉・ホルモンこそっと)」では店長として活躍。2020年に退職し、焼肉のスペシャリストとして「焼肉やまちゃん」の監修に携わるなどしながら独立に向け邁進してきました。長年地盤であった世田谷区での出店を望んでいたところ縁があり、ほどよく都心で閑静な住宅街、食や文化の楽しめる東北沢という地に店舗を構えることになったそうです。

落ち着いた雰囲気の店内 写真:お店から

ビルの2階にある印象的なオレンジ色の扉を開くと、店内は落ち着いた大人の空間。靴を脱いで入店するスタイルになっています。木の温かみを感じるL字形のカウンターには客席が8席。茅森氏の料理を目の前で体感でき、次の皿への期待感が高まります。

写真:お店から

メニューは「旬の食材を使ったおまかせコース」13,200円。長年の経験から茅森氏が一番好みだという鳥取産「田村牛」を主軸に、10皿前後のバラエティーに富んだメニューで構成されています。ジャンルにとらわれない様々な調理法で作られる旬の食材を使った逸品や「弐代目 かやもり」ならではの肉料理には、大切な一食のために全身全霊を捧げようという茅森氏の思いがうかがえます。

写真:お店から

コースには、レアなお肉と沢庵をご飯と海苔巻きにした「トロタク」や、一夜干ししてから素揚げした「阿波尾鶏の手羽唐揚げ」、「サーロインとトマトのしゃぶしゃぶ」など、多彩な料理が盛りだくさん。長年培ってきた技に茅森氏のオリジナリティが合わさった創作料理は、お腹も心も満たしてくれそうですね。

夜営業のみ18時スタートと21時スタートの2部制で、完全予約制のため、訪問する際は早めの予約がおすすめです。

食べログレビュアーのコメント

東行晋作
田村牛のとろけるサーロイン   出典:東行晋作さん

『希少価値が高い「田村牛」を食べれる、和牛専門の割烹料理店である。
店主の茅森さんは和牛のエキスパートで、四季折々の旬菜も取り入れ、実に美味い創作料理も食べさせてくれる。
店内はカウンター席が8席の完全予約制で、早めに予約をしないと満席で席が取れなくなってきている。
今夜はまた友人達と一緒に再訪し、茅森さんご夫妻と和気あいあいと楽しく和牛料理を堪能した。』(東行晋作さん)

東行晋作
自家製フォンドボーのパスタとヒレステーキ   出典:東行晋作さん

『東北出身の茅森さんは人柄が良く、エネルギッシュな料理人で、全国を行脚して食べ歩いてきただけあって美味い料理を食べさせてくれる。
最近は都内で一番のお気に入りのお店になってしまった。
ご馳走さまでした。また伺います。』(東行晋作さん)

※価格は税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤 明日香