人気YouTuberのカレーパン専門店と自動調理ロボットが作るスパイスヌードル
![ゆっきょし](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/09/640x640_rect_694dbb29da08d602443e7f3a0fba4d4e.jpg)
いかにも話題になりそうなカジュアル店も多士済々です。
まずは8月6日 、麻布十番にオープンしたカレーパン専門店「小麦の禁断症状」。人気YouTuberラファエルさんプロデュースで、YouTubeで「究極のカレーパンへの道」を配信してからの開店と、流れは盤石。この話題作りの方程式は、まだまだ続く人が出てきそうです。
カレーパンは万人受けするおいしさで、海老フライやソーセージといったトッピングまであります。どうトッピングするのかと思ったら「カレーパンに刺すんです」と。確かに海老が刺さっていました。面白いです。しかし、パンで「小麦の~」と言えば当然、堀江貴文さんプロデュースの「小麦の奴隷」が思い出されます。あちらの「ザックザクカレーパン」はカレーパングランプリで3年連続金賞を受賞していますが、果たして。
![damian666](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/09/640x640_rect_8f626fc19f7a33ec96906462bf1fa18f.jpg)
食の未来図という意味では、恵比寿の「Magic Noodle 香味麺房」(8月6日オープン)でしょう。6月に「エビノスパゲッティ 丸ビル店」に導入され話題を呼んだ、自動調理ロボット「P-Robo」を開発したTechMagic株式会社が、おそらくテストマーケティングも兼ねて自ら開いたお店です。カウンターに座ってオーダーすると、目の前でガラス越しにその全貌を観賞できます。自動投入された麺が茹でられ、湯切りされ、筒状で先が円錐形の特製フライパンで高速回転しながら炒められ、レーンで運ばれソースと絡まる。その模様に視線はくぎ付けです。この日は「豚ひき肉とココナッツミルクのトムヤム」をいただきましたが、メニューは同社が開発した各種“スパイスヌードル”。一見&一食の価値ありです。
そういえば数年前「鮨さいとう」の齊藤孝司さんと堀江貴文さんに対談していただいたのですが、齊藤さんが最先端の寿司ロボットを見学に行ったら、高性能すぎて驚愕したと話していました。ちなみに練馬区にある世界シェアNO.1の鈴茂器工株式会社という会社です。慢性的な人手不足、IT化、DX化という飲食店の流れの中で、調理器具は驚くべきスピードで進化を遂げているようです。
宮崎の「深夜食堂」が中目黒に。東京の夜は活性化するか?
![「焼肉ホルモン金樹」](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/09/640x640_rect_4e429125dadbbdf4891516d8828c9862.jpg)
延々と続くコロナ禍の中、早い入店と1軒でフィニッシュという流れが多くなりましたが、一方で深夜まで営業の店もむくむくと出てきました。8月8日、赤坂にオープンした「焼肉ホルモン金樹」は深夜3時までの営業(3:30/L.O. 3:00)。大塚「焼肉冷麺だいじゅ」の系列店です。
![S・ハンセン](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/09/640x640_rect_ab25dbaf246a29c43d64dba410efea80.jpg)
8月1日からこちらも深夜3時までの営業となったのが、7月1日、宮崎県から中目黒に移転オープンした「Shokudo臣」。なんと宮崎で50年。朝5時まで営業の「深夜食堂」として有名だったお店で、70代の姉妹が営みます。一部で熱狂的な話題となっていると聞いて2度ほど予約のチャレンジをしたものの、満席で入れませんでした。しかし、申し訳なさそうに断る声がなんとも温かく、これは流行るよなあと。
東京は昼も夜も多彩です。