3. お祭りのような楽しさがいっぱいの牡蠣小屋|ハマタロウ

冷暖房完備のハウスを利用した牡蠣小屋
冷暖房完備のハウスを利用した牡蠣小屋   写真:お店から

北九州カニ・カキロード沿いにある「牡蠣小屋 ハマタロウ」は、夏場はかき氷などが楽しめる「ナツタロウ」、10月中旬~3月は牡蠣小屋「ハマタロウ」に変身するビニールハウスタイプの牡蠣小屋。

店内のいけすに用意された生牡蠣
店内のいけすに用意された生牡蠣   写真:お店から

使用される牡蠣は、豊前海一粒かきをはじめ旬のものを厳選。中サイズ約1kgで1,540円〜と、サイズにより価格が異なります。牡蠣をはじめ、串ものやバター焼き等、種類豊富な食材を炭火で焼いて楽しめるのも魅力。メインの焼き牡蠣は、雲丹、イクラ、チーズなど様々なトッピングでアレンジができ、なかでも牡蠣の雲丹のせは贅沢な一品です。

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インパクト大でSNSでも話題の「雲丹・いくら・牡蠣丼」1,980円   出典:なっちまちんさん

焼き牡蠣のほかにも、牡蠣を使った「雲丹・いくら・牡蠣丼」1,980円や「牡蠣せいろ蒸し」1,760円など、豪勢なご飯物やサイドメニューが充実しているのも人気の理由。

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アツアツに蒸し上げられた牡蠣とご飯のコラボ「牡蠣せいろむし」1,760円   出典:なっちまちんさん

店内には大漁旗や提灯がつるされ、お祭りのような楽しさでファミリーにもおすすめ。釣り堀で釣った魚をその場で刺身にしてもらうこともできます。トング、軍手、カキナイフ、皿、割箸、ジャンパー、ウォーターサーバは利用無料。食事代が1,500円未満の場合は、炭代500円が必要となります。

※期間:開催中~2022年3月下旬(予定)

4. 豊前海一粒かきを養殖する直売所併設の牡蠣小屋|蓑島カキ直売所

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牡蠣を購入する人で賑わう豊前一粒かきの直売所   出典:hitokawaさん

豊前海一粒かきの養殖場のひとつ蓑島漁港にある、直売所直営の牡蠣小屋がこちら。店内にある巨大な水槽から獲れたての豊前一粒かきを購入することができ、併設の施設に用意された炭火の上で、購入した牡蠣を焼いて味わうこともできます。

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獲れたての牡蠣を1箱から購入OK   出典:hitokawaさん

焼き牡蠣は1箱1,100円。炭代が800円かかります。牡蠣の直売所なだけあって、新鮮な牡蠣が通常よりも安価で楽しめるのが特徴です。そのほか、エビやサザエ、ホタテなど、その時々でラインアップが変わる海鮮メニューも注文可能です。

栄養豊富な蓑島の牡蠣は旨みが凝縮されおいしいと評判 出典:hitokawaさん

サイドメニューは、その場で調理してもらえる牡蠣フライのほか牡蠣飯、おにぎりなど。他の牡蠣小屋に比べるとメニュー数は少なめですが、漁港で味わう牡蠣の味は格別。思う存分牡蠣焼きを楽しみたい人におすすめのお店です。

サイドメニューもリーズナブル 出典:hitokawaさん

軍手やトング、ジャンパーは無料で貸し出しOK。牡蠣ナイフは1テーブルに1本付いてきます。備え付けの調味料はポン酢とレモン汁のみとシンプルなので、アレンジしたい人は持ち込んだ方がベター。ただし、バター・チーズ・マヨネーズはNGなので気をつけてください。

※期間:開催中~2022年3月末頃(予定)

5. 産地直送の豊前海一粒かきが若松区で味わえる|炭火焼き 金のかき小屋

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シーズンになると出現するビニールハウスタイプの牡蠣小屋   出典:グラッパ55さん

若松区の本格中華料理店・中華菜館「金福」がプロデュースする牡蠣小屋。八幡西区からもアクセスしやすいひびきのエリアで豊前海一粒かきが味わえるとあって、シーズンになると多くの人で賑わう人気店です。

グラッパ55
使用されるのは大粒の豊前海一粒かき   出典:グラッパ55さん

こちらでは産地の漁業協同組合直送の豊前海一粒かきを、一粒ずつ殺菌処理された海水の水槽に入れて、温度管理などを徹底した上で提供。「豊前一粒牡蠣」一盛り1,320円のほか「サザエ盛り」3個825円、「ハマグリ盛り」4個660円などの海鮮を、その場で焼いて味わうことができます。

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サザエやハマグリのほか、ホタテや有頭海老などもあり   出典:グラッパ55さん

サイドメニューは「牡蠣フライ」748円や「ハマグリスープ」550円、「牛ステーキ」1,738円など海鮮から肉料理、トッピングやアルコールまで豊富にラインアップ。

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海鮮以外も焼くことができるので飽きずに食べられる   出典:グラッパ55さん

食材や料理の価格のほか、炭・軍手・ナイフ・トングを揃えた「テーブルセット」1組440円が必要となります。

※期間:開催中~2022年4月初旬(予定)

教えてくれた人

いわくまみちこ

福岡県北九州市出身。関西の大学卒業後、福岡へUターン。地元の情報誌で旅企画を担当し、九州中を奔走する。2011年より編集とデザインの商店「マイアミ企画」として活動をスタート。企画・編集・ライティングを中心に、撮影、デザインなどパラレルに活動中。主な取材・執筆媒体は、タウン情報誌やウェブメディアなど。守備範囲は、旅、食、暮らし、まちづくり。

※価格はすべて税込です。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額を掲載しております。最新の情報はお店にご確認ください。
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※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:いわくまみちこ、食べログマガジン編集部