目次
魅力たっぷりなセットメニュー
まずオーダーしたいのが「PIOPIKOセット」3,800円。前菜・スープ・メイン・デザートとディナーとしても十分な内容だ。
1皿目
サボテンのロースト カボチャのグリルと共に
料理に使用されるサボテンはノパルという、うちわサボテン。メキシコではピクルスで売られていることが多い食用のサボテンだ。噛むと粘りがあり、まるでメカブなので日本人には慣れ親しんだ味わい。
ストリートテイターズ、サーモンとレモンクリーム
ストリートテイターズはL.A.のストリートフード。フライドポテトにサワークリーム、スモークサーモンをトッピング。
合わせるドリンク
Sherry & Friends(シェリー・アンド・フレンズ)
シェリー(マンサニーリャ)/りんごとダージリンのコーディアル/レモンシャーベット/セブンアップ
スターターのドリンクには爽やかなカクテル。フルーツの香りと甘味がスパイシーなサルサとの相性ぴったり。
2皿目
グリーンポソレ ポークブイヨン、キャベツ、ラディッシュ
メキシコの定番スープ。赤いチリで作るのが定番だが、夏から秋にかけてはグリーンチリで爽やかな辛味を演出。ポークブイヨンに豚足や豚耳の旨みが溶け出し、ワイルドな味わいがやみつきになる。
3皿目
ゴールデンビーツのトスターダ 白味噌ドレッシング、ふりかけ、イクラ、チャイブ、サルサマッチャ
トスターダは揚げた生地で作るタコスのこと。生地には紫芋が練り込まれ、ゴールデンビーツの黄色とのコントラストが美しい。「PIOPIKO」のトスターダは魚介を使用するのが特徴で、この日はなんとイクラをトッピング!
合わせるドリンク
Paloma(パロマ)
テキーラ/グレープフルーツソーダ/ハーブウォーター/ライム
パロマは「白い鳩」という意味。メキシコのイメージにぴったりなテキーラベースのロングカクテル。ローズマリーの香りがアクセントに。
メイン
スカート「ハラミ」ステーキ、モルカへテチリ、アボカド、コリアンダー、赤玉ねぎ
メインもタコスで登場。ハラミは4枚もありボリュームたっぷり。ライムの酸味を加えると、ちゃんとメキシカンの味わいになるのが面白い。
合わせるドリンク
Notira Tinto(ノティラ・ティント)
赤ワイン(抜栓して日が経ったもの)/ラズベリー/ハイビスカス/カカオ/チャイスパイス
サスティナブルなドリンクとして開発されたのがこちらの「ノティラ・ティント」。宴会などで抜栓し、残ってしまった赤ワインを捨てずに、様々なフレーバーを加えて再構築した。飲んで社会貢献できる、スマートなカクテルだ。
デザート
焼き芋のメキシカンフラン 沖縄産糖蜜
衝撃的においしかったのがこちらのメキシカンフラン。生クリームの下に焼き芋のフランが隠れている。さつまいもの優しい甘味がクセになる逸品だ。
追加で食べたい名物タコス
軽くつまみたい時には単品のタコスもスタンバイ。写真は中央手前が「フライドシュリンプ、紫キャベツ、胡瓜のサルサ、モリタクレマ、パクチー」(650円)、右が「パストール風チキン、アボカドサルサ、パイナップル、パクチー」(600円)、左が「カリフラワー、オリーブ、梅干し、松の実、焦がしトマトのサルサ、チャイブ」(600円)、中央奥が「スイートポテトと九条ネギ、カシューサルサ」(600円)。
音楽とメキシカンフードで京都の夜を盛り上げる
1軒目のディナーはもちろん、2軒目、3軒目としてもぴったりの空間は京都の今を感じられることだろう。「PIOPIKO」には貸切できる『ポキート』という個室もあるので、仲間と気兼ねなく寛ぐことも可能だ。
壁には70〜80年代の歌舞伎町やゴールデン街のモノクロ写真が飾られ、アンダーグラウンドな雰囲気がクール。もちろんレコードプレーヤーも完備。
レコードの音楽を聴きながら、ゆっくりとメキシカンなカクテルを味わうと、どこか海外にいるような気分にも。大人が京都の夜を楽しむ選択肢として、アドレスに加えておくと良いだろう。
せっかくなら宿泊して満喫したい
「PIOPIKO」だけの利用ももちろんできるが、旅行で訪れるのであればぜひ宿泊もセットで体験して欲しい。烏丸の交差点すぐの立地はどこに行くのにも便利で、観光の拠点として申し分ない。
特におすすめは宿泊者専用のトレーニングジム。壁一面の窓からは新風館の中庭が見下ろせる最高のシチュエーションだ。
朝食はイタリアンの「Mr.Maurice’s Italian」で。開放的なテラス席が、ここが街中ということを忘れさせる。
朝食は数種類から選択可能。オムレツに添えられるベーコンやソーセージも全て自家製。
スモークサーモンのエッグベネディクトも人気だ。ゆったりとしたテラスでリゾート気分も味わえる朝食は全種類制覇したくなるほど魅力的。京都旅行の際は、エースホテル京都を拠点にしてみては。
※価格はすべて税込