味わい深い、本格的な絶品ヴィーガンカレー

「BRIANZA TOKYO」のヴィーガンカレー
十穀米にヴィーガンカレーとアボカド、グリルしたズッキーニなどが盛り付けられ、見た目はサラダのよう。

「BRIANZA TOKYO」の新たな試みとして、ヴィーガンにも配慮したメニューがある。これはヴィーガン向けというよりは、野菜をたっぷりと使った健康的な食事を提供しようとした結果生まれたもので、その一つがヴィーガンカレーだ。

カレーは、しっかりと飴色になるまで炒めた玉ねぎに10種類以上のスパイスを使い、肉の代わりに食感が楽しめるナッツ類が入っている。トマトの酸味と盛られた香草の香りがアクセントとなり、幾重にも複雑な味わいが口の中に広がる。

肉を使っていないだとか、ヴィーガンだとか関係なく、「おいしいカレー」そのもので、一度は食べておきたい逸品だ。

炭火で焼き上げるメインの肉料理

「BRIANZA TOKYO(ブリアンツァ トウキョウ)」スペシャルランチコースのメイン
肉に添えられているのはタスマニアのオーガニックマスタードと、アーモンドとパプリカのロメスコソース。

JOSPER社の炭火焼グリルを取り入れている同店。この日のメインは、A5ランクの和牛を炭火で焼き上げたステーキだった。表面を強めに焼き、最後にウッドチップで香り付けしているため、最後まで脂っこさを感じることなく食べきることができる。

肉の下にはヨーグルトの入ったマッシュポテトが敷かれ、ここでも重すぎない味わいになっている。

開放感あるテラス席、和のインテリアなど趣の異なる席で雰囲気を楽しむ

「BRIANZA TOKYO(ブリアンツァ トウキョウ)」テラス席
人気のテラス席。週末のソファ席は早くに埋まってしまう。

トータルで120席もある広さを誇る「BRIANZA TOKYO」。その中でも人気の席がテラス席だ。2名のテーブル席のほかに4~6名が座れるソファ席が3つ。奥の角には8名が座れるソファ席もある。開放感があり、明るい日差しの中でランチが楽しめる。

「BRIANZA TOKYO」店内
テーブルに注文用のタッチパネルを設置。急いでいる時などにスタッフとのやり取りが省けて便利。

また、同店は店内のエリアによってテーブル席の雰囲気もガラリと変わる。店内奥に刺子織ののれんで区切られた半個室は和の雰囲気の一角。竹のテーブルに木のイス。淡い照明で落ち着いた空間となっている。また、窓際のエリアはアコヤ貝のテーブルに、大理石の床だ。

訪れるたびに違う席に案内してもらうのも楽しいだろう。

「BRIANZA TOKYO(ブリアンツァ トウキョウ)」店内正面
店舗正面はカウンタースペース。店員との会話も楽しめる。

このほか、店舗の出入り口は軽く飲めるカウンタースペースとなっている。小腹が空いたときにも便利そうだ。

ランチは3コースだが、夜はアラカルトなどが楽しめる。絶対に押さえておきたいお得なランチではあるが、メニュー数には限りがあるため、夜のアラカルトやコースでさらなる料理に舌鼓を打つのもいいかもしれない。

※価格はすべて税込

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。

※本記事は取材日(2021年9月7日)時点の情報をもとに作成しています。

取材・文:岡崎たかこ(grooo)
撮影:松村宇洋