〈ニュースなランチ〉
毎日食べる「ランチ」にどれだけ情熱を注げるか。それが人生の幸福度を左右すると信じて疑わない、編集部員や食いしん坊ライターによるランチ連載。話題の新店から老舗まで、おすすめのデイリーランチをご紹介!
「トッピング」で担々麺がもっとおいしく!
銀座で不動の人気を誇る「パラダイスダイナシティ銀座」。この度「トッピング」をメニューに加え、担々麺やチャーハン、一品料理などをカスタマイズできる!というニュースが飛び込んできたので、早速チャレンジしてみました。
シンガポール本店の味と空間を継承する日本で唯一の店
シンガポールをはじめアジア7カ国で50店舗以上展開する「パラダイスダイナシティ」が銀座にオープンしたのは8年前。スペシャリテの「8色小籠包」など、中国の伝統料理に革新を起こした“シンガポールチャイニーズ”というジャンルでいまも変わらず賑わいをみせています。広東料理をベースに塩と油を控えめにした料理の数々は食べ疲れせず、特に女性から絶大な支持を得ています。
その名を轟かせたのは豪華で高級感あふれる広々とした地下のメインダイニング。さぞかし銀座のマダムたち御用達で雲の上の存在かと思いきや、価格は意外にもリーズナブルなのでびっくり! 人気店なのも納得です。
カスタマイズの時代がきた! トッピングで“私好み”に!
こちらの「担々麺」は胡麻がたっぷり入った濃厚でクリーミーなスープにピリリと効く辛味がクセになり、どうしてもまた食べたくなってしまう中毒性がある、と大人気。ところがコロナ禍によって一人で来店することが多くなった常連客から「シェアできなくなったので何か少量の料理を追加できたら」との要望が増し、「トッピング」を新メニューに加えたところ……。
これが大正解! トッピングは「排骨(400円)」「ワンタンチリソース(3個・380円)」「白髪ネギ&パクチー(200円)」「白髪ネギ(150円)」「パクチー(150円)」の5種があり、1種類でも2種類でもまたそれ以上と、お腹の空き具合や気分で自分好みにできるのが思いの外楽しく、料理が運ばれてくると“我ながら良いチョイス”とニンマリしてしまいます。
推しは「排骨」。さつまいもの粉で作った衣はカリッカリ、豚肉の脂は控えめで軽い! さらに上からかけた「角煮ソース」のなんとも言えないコクと甘みがたまらなく、スープと混ざるとおいしさに拍車をかけます。「排骨」をW(ダブル)で!なんてツワモノもいるそうですが、確かにいくらでも食べられそう。