〈ニュースなランチ〉
毎日食べる「ランチ」にどれだけ情熱を注げるか。それが人生の幸福度を左右すると信じて疑わない、食べログマガジン編集部メンバーによるランチ連載。話題の新店から老舗まで、おすすめのデイリーランチをご紹介!
フレンチの名シェフ監修のハンバーガー
「食べログ ハンバーガー 百名店」にも選出されている、ハンバーガーマニアお墨付きの原宿の名店「THE GREAT BURGER」。こちらの6月のマンスリーバーガーは必食、と聞いてお店へかけつけました。なんでも「食べログ フレンチ TOKYO 百名店」選出のフレンチ「sio」の鳥羽周作シェフが監修したハンバーガーだそう!
その名も“ふつうのハンバーガー”。鳥羽シェフの「みんな大好きな定番をよりおいしく。これがみんなの“ふつう”になったらいい」という願いがこめられているそうです。
前菜は、コスパ抜群のコールスロー
プラス220円でランチセットに付けられるコールスローを頼んでみると、その大きさにびっくり。シャキシャキのキャベツに甘酸っぱいドレッシングがかかり、クミンがアクセントになって、いくらでも食べられるおいしさです。220円はかなりお得なので、ぜひいっしょにオーダーしてみてください。
これが、鳥羽シェフによる“ふつうのハンバーガー”!
「sio」では「5味+1」というおいしさの方程式を大事にしているそう。「甘味・塩味・旨味・苦味・酸味」の五味に、香りや食感などを加えることで、奥行きのあるレストランの味わいになる、というのが鳥羽シェフの自論。
今回は、その「5味+1」が、一皿の上で見事に取り入れられています。
「THE GREAT BURGER」特製のバンズはほんのり甘味があり、肉々しい旨味たっぷりのパティにはしっかり塩胡椒。独特の歯ごたえのある根セロリに酸味のあるドレッシングをまとわせたサラダをのせ、さらにりんごジャムの甘味をアクセントに。そこにエキゾチックな香りのクミンが合わさり、今まで食べたことのない逸品ハンバーガーになっています。
そして添えられたポテトは、なんとホップとケールで作った特製塩で味つけ。「ポテトに苦味?」とびっくりしますが、この苦味がクセになり、ついつい手が伸びるおいしさなんです。このポテトだけでも食べに行く価値あり!
「これが“ふつう”になったらいい」との鳥羽シェフのアツい思いはしかと受け止めつつ、今のところ、このおいしさは普通ではありません!(笑)
コラボバーガーの提供は6月30日まで。ランチ以外の時間帯も、ドリンクは別料金になってしまいますがオーダー可能です。気になる方は「THE GREAT BURGER」へ急いで。