最近ぐっとスリムになった、藤井サチさん。現在の美しさを作った食スタイルを拝見

多くの女性が掲げる「外食しながらキレイになりたい!」という願いへのヒントを探るべく、各方面で活躍する美女をインタビューする連載企画。第五回にご登場いただくのは、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして活躍する傍ら、バラエティ番組などでもひっぱりだこの藤井サチさん。最近グッとスリムダウンし、活躍の幅を広げたサチさんが、現在の美しさを手に入れるために取り入れた食習慣とは?

藤井サチ(ふじい・さち)/1997年生まれ。東京都出身。日本人の父、アメリカ人の母を持つハーフ。2011年、14歳のときにスカウトされ、芸能界入り。翌年ティーン誌『Seventeen』のオーディション「ミスセブンティーン2012」に合格し、同誌の専属モデルとなる。2017年3月に『Seventeen』専属モデルを卒業後、4月から『ViVi』の専属モデルに。TBSの『サンデー・ジャポン』をはじめ、多くのバラエティ番組で活躍中。

キレイな人に聞いた食事のルール

《 ルール1》着色料や添加物、香料などの“異物”を取り入れない!

生活の根本的な改善を決意したのは、ちょうど1年前だと語るサチさん。そのきっかけとなったのは、極度の肌荒れだったそう。「突然、顔中に赤いボツボツができてしまったんです。皮膚科にも通院していたのですが、原因がわからなくて」。どうにか改善したいという思いで肌荒れに関する記事を読みあさっていたとき、目に留まったのが、アトピーを克服した人のブログだったとか。

「肌荒れの症状がアトピーと似ていたので、参考になるかも、と。なかでも影響を受けたのが、腸の健康状態と肌の関係性についての記事。着色料や添加物、香料などが腸の働きを乱し、その結果、肌が荒れるという内容でした」。サチさんはそれまで、日常的にコンビニのお弁当や市販のお菓子を摂取していたそう。「もしかしたらそれが原因なのかも?と思い立って、一切やめてみたんです。そうしたら、それまで何をしても治らなかった肌荒れが、みるみるキレイに!」

腸を健康に保つことの大切さを身をもって経験してからは、添加物などはなるべく摂らない食生活をキープ。「体に良いものを食べると、体調が良くなる。体調が良いと、心の状態も良くなる。そんな“ハッピーの連鎖”のおかげで、毎日がさらに楽しくなりました!」

《 ルール2》“生”の食材から、ビタミン・ミネラルをしっかり吸収!

多忙な日々を送りながらも、ピラティスやヨガ、X BODY、筋トレなど、その日の体調に合わせたメニューを選び、週2回のトレーニングを欠かさないというサチさん。そんな彼女の1日は、自家製コールドプレスジュース作りから始まる。

「コールドプレスジューサーを購入してから、毎朝欠かさず作っています。人参にりんご、生姜、レモンをミックスしたものが定番。食材はなるべく無農薬のものを取り寄せ、皮ごと使用しています」。「加熱することで、せっかくのビタミンやミネラルが失われてしまう」という理由から、食事でも、生野菜がふんだんに含まれるメニューが定番に。

さらに、生野菜&果物による冷え対策にもぬかりない。「腸内の冷えを避けるために、飲み物は温かいものを選ぶようにしています。胃にもやさしい白湯、ハーブティーがお気に入りです」

《 ルール3》ストレスをためないために、“絶対NG”より“時々OK”がモットー

健康的な食生活を継続させるために、サチさんが最も重要視しているのが、「ストレスをためないこと」。「これは食べちゃだめ、などと神経質になりすぎると、心に負担がかかってしまうんですよね。以前の私も我慢のストレスから暴飲暴食し、リバウンドを繰り返す生活を続けていました」

そんな反省からサチさんが編み出したのが、「食べたいものは、食材を選んで取り入れる」というルール。「甘いものやお菓子が食べたくなるのは、仕方がない!と割り切るわりに、何で取り入れるかを重視するように。お気に入りは、オーガニックのナッツバーや野菜チップに、ドライフルーツ、グルテンフリーのクッキーなど。海外の輸入品を扱うネット通販で買っているのですが、とにかくおいしい! ほぼ毎日、食べています。素材そのものの甘みを生かしたお菓子の素晴らしさを知ってからは、甘味料を多く含んだものを欲しがらない体質になりました」

 

 

「いろいろと失敗を重ねながらも、心と体にちゃんと向き合ったことで、一生続けたい!と思える食事法を見つけられた」と語るサチさんならではのルールは、ダイエットや肌荒れに悩む多くの女性へのヒントになったはず。今後はビーガンにも挑戦したいというサチさんが足繁く通う、お気に入りのお店を紹介します。

藤井サチさんお気に入りの「美人をつくるレストラン」3選

たまな食堂(南青山)


サチさんのお気に入りポイント:
“今日はしっかり食べたい!”というときに重宝している、玄米菜食の定食屋さん。野菜そのものの味を生かしたやさしい味付けにホッとします。普段は生野菜派だけど、ここの煮物や温野菜は格別! 大豆ミートもやわらかくって、本物のお肉よりもおいしい(笑)。数種類のおかずがワンプレートに並んだ「たまな定食」を頼むことが多いです。

Trueberry(表参道)


サチさんのお気に入りポイント:
保存料や添加物を一切使わず、無農薬・無化学肥料の素材を使用しているというのが最大のポイント。自宅では出せない味を求めて、定期的に通っています。おすすめは、チョコの代わりに生カカオパウダーを使用した「RAW CACAO AVOCADO SHAKE」。スイーツ感覚で楽しんでいます。

 

クリスプ・サラダワークス(麻布十番)


サチさんのお気に入りポイント:
日本ではまだまだ少ない、ビーガンメニューがあるのがうれしい。友達とお店に行ったり、デリバリーを頼んだりして、週に3回以上は食べているかも(笑)。豆腐やビーンズ、ナッツがたっぷり入った「EARTHY NUTTY CRUNCHY」に、アボカドとりんごを追加するのが、マイブーム。植物性タンパク質がたっぷり摂れて、満腹に!