糖質制限をしていても二郎インスパイア系ラーメンは食べられる!

炭水化物、砂糖などに多く含まれる“糖質”の摂取量を適正に制限することで太りにくい体を目指すという、糖質制限ダイエット。「じゃあ、何を食べればいいの?」という糖質制限ビギナーの方のために、実際にゆるめの糖質制限ダイエットを始めてから2~3ヶ月で7kg痩せちゃった☆ というアラサー編集者がそのコツを交えつつ、美味しくて、糖質制限も捗るお店を紹介するこの連載。2回目となる今回は、野菜山盛りスタミナ系ラーメン店として男性を中心に不動の人気を誇る、二郎インスパイア系ラーメン店のひとつ、「立川マシマシ」をご紹介。

 

「え、ラーメンって炭水化物じゃない?」とお思いの皆さん、大丈夫です。ここのお店なら、麺を“ある食材”に変更してもらえるのです。

【糖質制限DIARY】DAY2 スタミナをつけたい時はココ。「立川マシマシ」のガッツリ系糖質制限メニュー『麺が豆腐』

全国に5店舗ある直営店の中で今回向かったのは、JR御茶ノ水駅から徒歩2~3分の距離に店を構える「立川マシマシ 5号店」。こちらのお店で、「糖質制限をしていてラーメンが食べられない」という人のために、2015年5月頃から始めたのが、ラーメンの麺を豆腐まるごと一丁に変更してくれるというサービス。しかも、変更料は無料です。

 

 

麺から豆腐への変更の仕方は簡単。

  1. 券売機で食べたいサイズのラーメンの食券を買う
  2. 食券を渡す時に店員さんに「豆腐に変更してください」と伝える

以上です。

木綿豆腐は低糖質・高タンパク・高カルシウム!

 

こちらが、麺の代わりに入れてもらえる京都直送「京とうふ藤野」の木綿豆腐。この豆腐、ただの豆腐とはちょっと違います。立川マシマシのスープと相性の良い豆腐を探し求めて、試行錯誤の末に辿り着いた、選ばれし木綿豆腐なのです。

 

木綿豆腐には、たんぱく質とカルシウムが絹ごし豆腐よりも多く含まれており、栄養たっぷり。まずは、「炭水化物に偏りがちな食生活を見直すことから糖質制限を始めたい」という人に最適な置き換え食材ですね。

 

 

そして、同店のスープのカギを握るのが、この大量の豚肉。一日2回、一回にこれだけの量の豚肉を茹で、肉はチャーシューに、豚のだしたっぷりの茹で汁はとんこつと合わせて、美味しいスープに変身します。

 

 

そのスープに、豆腐を丸ごとIN! 「スープの味が染み込むように、麺と同じように熱湯でしっかり茹でます」と、石塚店長。

まずは「普通」を選んで、野菜からの糖質の摂りすぎを調整しましょう

 

そこへ、茹でた野菜(キャベツともやし)を、山のように高く盛り付けていきます。同店では、「ヤサイ」「アブラ」の量を「少なめ」にしたり「マシ」や「マシマシ」に増やしたりなど、カスタマイズができますが、「ヤサイマシ」で約1kg、「ヤサイマシマシ」で約3kgの野菜を入れるという驚異の大盛りになるため、初めての方は、まずは「普通」を楽しむのがオススメだとか。炭水化物や砂糖に比べれば低量ではありますが、糖質は野菜にも含まれているため、糖質制限の観点からも、食べすぎは禁物です。

 

しかし、「常連さんになると、『マシ』『マシマシ』を注文するようになっていきます。胃袋が広がっていくのでは?」と石塚店長。

罪悪感ゼロで二郎系を食べられる喜びを噛み締めて……

 

そして、最後に豚の背脂をひと掛けして完成したのが、どこからどう見ても“ラーメン”な一皿。まさか、この丼の下に豆腐が潜んでいるとは思えません! 今回はトッピング無しのベーシックにしましたが、「麺が豆腐」にオススメのトッピングを石塚店長に聞いてみたところ、「ニラキムチ」だそうです。

 

 

まずは、ヤサイの山を切り崩しつつ、豚肉をパクリ。3時間半煮込んだ豚肉は、箸ですんなりと割けるほどやわらかくて、ジューシー! また、脂身はコラーゲンたっぷりで、肌もツヤツヤになりそうな、女性に嬉しい予感がします。

 

 

そして、野菜を半分ほど食べた辺りでようやく、愛しの豆腐ちゃんに出会うことが出来ました。スープの染みた豆腐は、まるで鍋を食べているような感覚に。夏に食べるのもよいですが、寒い冬に食べたらとても温まりそうです。

こってりガッツリご飯メニューも豆腐に変更できちゃうんです

 

そして壁を見やると、「マシライス」なるメニューが。「マシライス」とは、ごはんの上に、豚肉・豚の背脂を甘辛いタレで味付けした具に、卵の黄身をのせたプレートのこと。「さすがにこれは、糖質制限中には食べることが出来ないだろう……」と思いきや、なんと、「マシライス」のライスも、豆腐に変更することが可能なのだとか。どれだけ糖質制限ダイエッターに優しいお店なのでしょう!

糖質制限だけじゃない。グルテンフリーな変更オプションも!

 

さらに反対側の壁には、「麺を『もち』変更出来ます」の文字が。もちの原料はお米です。つまり、グルテンフリーの人も食べることができるというわけです。「お正月は、ほとんどの人が餅に変更しますね(笑)。麺や豆腐とハーフにしても美味しいですよ」と石塚店長。もちと豆腐の入った一杯で、元気に新年を迎えられそうですね。

スタミナをつけたい時は、立川マシマシの「麺が豆腐」で決まり!

野菜と豆腐がたっぷり。スープが濃厚だから、しっかりラーメンを食べた気になれる立川マシマシの「麺が豆腐」。「糖質制限をしていても、ガッツリ系ラーメンが食べたい!」という人はもちろん、「いつもとは違う味を楽しみたい」という人にもオススメです。