3. 骨まで食べられる煮魚【食堂 煮魚少年｜住吉】
福岡に魚のおいしい定食屋さんは数あれど、煮魚に特化したお店はおそらくココだけ。博多駅から徒歩約7分、キャナルシティ博多の近くにある「食堂 煮魚少年」。一口に煮魚といっても「煮付け」「あら炊き」「味噌煮込み」、さっぱりとした「おろし煮」「甘酢煮」とバリエーションは実に多彩。
骨まで軟らかく食べられるように調理した魚、骨を抜いてある魚には「骨なし」マークが付いているのもうれしいポイント。初めての人は、二つの味を一度に楽しめる名物「鯖しょうゆ＆味噌煮込み」（Sサイズ540円、Mサイズ640円）に、Bセット（選べる小鉢、ご飯、味噌汁、高菜のセット・390円）をつけて注文するのがおすすめ。
じっくり煮込み2日間かけて仕上げる鯖の煮付けは、骨がホロホロと軟らかく、身はしっとりふっくら！ その他、天然真鯛やカレイ、サワラなど、仕入れや旬によって変わる魚のラインアップも楽しみの一つ。カウンター、テーブル席を配する店内は、明るくカジュアルな雰囲気。テイクアウト弁当も販売しているので、用途に合わせて使い分けてみては？
4. 丹精込めた洋食を気軽に【洋食堂 はなや｜博多駅東】
博多駅・筑紫口から徒歩約5分。堅粕小学校そばの細い路地先にある「洋食堂 はなや」。ベシャメルソースから手作りする熱々のカニクリームコロッケや海老フライ、とんかつ、和風ソースで食べるふわふわの手ごねハンバーグ、カツカレーやオムライスなど、メニューには丹精込めて作られた洋食メニューがズラリと並びます。
昼も夜も定食の注文ができ、夜の定食は850円〜とリーズナブルで、セット以外の単品メニューも用意されています。
白を基調とした店内は明るく清潔感があり、女性一人でも入りやすい雰囲気。また、特製タルタルソースと甘酢が食欲をそそる「チキン南蛮」550円や「メンチカツ」600円、「カニクリームコロッケ」1個200円といった人気のおかずは、お持ち帰りもできます。お得なセットもあるそうなので、ぜひ問い合わせてみてください。
5. 愛されて67年【王丸食堂｜薬院】
「王丸食堂」は、1954年創業の老舗。大正通り、警固小学校南側の信号交差点を西側に入った住宅街の一角に店を構えます。約4年前に改装され、店内はカフェのようなモダンな雰囲気に。定食の小鉢（総菜）を選べるシステムや人気メニューは以前のまま、3代目の店主が先代の味を守り続けています。
定食メニューは40種類以上あり、メインのおかずも牛、豚、鶏、魚……と、よりどりみどり！ 焼肉、煮野菜の盛り合わせ、小鉢、ご飯、味噌汁、漬物が付く「王丸定食」1,150円や、イワシのおろしステーキ、貝汁、揚出し豆腐などが付く「ヘルシー定食」1,400円などの定番に加え、黒板には旬の食材を使った季節のおすすめも並びます。
定食の選べる小鉢（総菜）は、サラダ、煮物、お浸し、焼き魚など種類が豊富。米や卵、野菜や肉も地元産、国産にこだわっており、栄養バランスの取れた健康的な定食を味わえます。「おなかいっぱい、おいしいごはんを食べたい！」。そんな日は、この紺色ののれんをくぐってみてください。
