オープン当日から連日大入りの話題店「創和堂」

厳しい状況をものともせず、連日盛況な秘密とは?

2020年7月10日のオープン以来、連日賑わっている店があります。その名は「創和堂」。飲食店にとって厳しい状況のなか、駅近でもなく、看板もない、知る人ぞ知る店がなぜこんなにも人気なのか。その秘密に迫ります!

扉を開けるのを躊躇してしまいそうなほど、ひっそりとした佇まい

看板はなく夜の帳に紛れ込んでしまう黒レンガの外観

恵比寿駅から徒歩10分弱、喧騒から外れたところに「創和堂」はあります。看板もなく、扉の上にある小さな灯だけが目印。よく注意していないとうっかり通り過ぎてしまいそうな佇まいなのに、連日連夜予約なしでは入れないほど大盛況なのです。

扉の横にある“紋”だけが店の証

本当にここで合っているのか、確認する手立ては扉の横にある店の紋。と言っても、正面からはまったく見えない所にあるので誰でもわかる訳ではありません。

どうしてここまで隠してしまうのか? 店主である酒井英彰さんは「店はお客さまに作っていただく部分が非常に大きく、この店や、この店で働くスタッフを好きと言っていただける方々との時間を共有したいと思っております。通りがかりの単なる好奇心ではなく、『創和堂』での時間を楽しみに来店していただきたいからです」と、話します。