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〈芸人ごはん〉
おいしいごはんは、芸の糧。下積み時代の支えとなったあの味、ハレの日に奮発した贅沢メニュー、先輩に連れられ後輩を連れて行ったお店……。人気芸人が教えてくれた、“ここぞ”というお店を思い出とともに紹介。
第4回 EXIT
人気急上昇中の渋谷系漫才コンビ、EXIT。仲良しコンビとしても知られるふたりは、“食の好みも一緒?”と思いきや、それぞれに強い思い入れがあって、「意外に真逆っすね」(兼近さん)だそう。でも、「相手の好みを知り尽くしたうえで、よく一緒に食事してます!」(りんたろー。さん)ということで、今回の「芸人ごはん」トークは、ふたりの食のエピソードをメガ盛りでお届け。“バイブスいと上がりけり!”なふたりの食トークをご堪能あれ!
その愛、無限大! 「ラーメン屋、パないっすよ」(兼近さん)
食べログマガジン編集部
兼近さんがラーメン好きだったとは知りませんでした!
兼近さん
子どもの頃から大好きで、「一日1ラーメン」が基本ですね。ラーメンが無理ならパスタで、必ず一日の食事のどこかに麺を入れます。
食べログマガジン編集部
それはすごいこだわりですね!! 一番のお気に入りは何ラーメンですか?
兼近さん
ラーメンはすべて大好きなので、何でも。でも、僕は知り合いがすすめてくれた店に行くことが多いので、“まずはその店の定番ラーメンを注文する”っていうのは、自分の中で決めています。
食べログマガジン編集部
兼近さんにとって、ラーメンの魅力とは?
兼近さん
ラーメンは、僕の人生のルーツです。子どもの頃、ラーメンは僕を楽しい気持ちにさせてくれる食べ物でした。味はもちろん、ラーメン屋で食べている時間も好きで。昔のラーメン屋には漫画がたくさん置いてあって、2~3時間くらい漫画を読んでいられた。最高のひと時でした(笑)。今もその記憶が残っていて、ラーメンを食べると幸せを感じるのかも。あと、メニュー表を見るのも楽しい。店主の個性や人生がにじみでていて、文学なんですよ。ラーメン屋、深いっすよ。
兼近さんが愛する、ヘビロテ・ラーメン店が大集合!
兼近さんのお腹とハートを満たしている選りすぐり店を、忘れられない味とエピソードとともに紹介。
食べるとホッとする、ホーム的存在のお店「龍吟軒」
兼近さん
僕が以前住んでいた鷺宮の駅前にあり、終電後も営業しているので、つい寄っちゃう店です。クセがなくて、どんなときでも食べたくなる味。店の佇まいも良くて、僕のベスト・プレイスっすね。
食べログマガジン編集部
飽きない味わいもおいしさの大事な要素ですよね。芸人仲間と一緒に行くんですか?
兼近さん
僕は今、芸人2人と一緒に住んでいて。2人とも龍吟軒が気に入っていたから、僕が一人でふらりと食べに行くと結構な確率で会うんですよ。で、「またいんの?」って言いつつ、つけ麺を食べてバイブスぶち上げるって感じです(笑)。