【今週のマストイートスイーツ】

新作商品に、期間限定商品、ニューオープンと、日々更新されていくスイーツトピックスには心が躍るもの! 当連載では、いま食べるべき最新スイーツ情報をまとめてご紹介。プレゼントや手土産、自分へのご褒美にも役立てて。

1. “どらぱん”ってなあに? 日本橋にギルトフリーな和スイーツが楽しめる新店登場!

創業約360年の歴史を誇る老舗和菓子屋「大三萬年堂」の新ブランド、「大三萬年堂HANARE」が6月19日、神田淡路町・ワテラスモールにグランドオープン。13代目の安原伶香氏が“和洋折衷”、“温故知新”をキーワードに、女性ならではの視点を活かした和スイーツを提案する。

 

和スイーツ研究家としても活動する安原氏は、「大三萬年堂HANARE」のオープンに伴い、和菓子と洋菓子を融合させたオリジナルスイーツを開発。さらに見た目のかわいらしさとヘルシーな要素をプラスし、食べても罪悪感を感じさせない、身体にやさしいメニューに仕上げた。

 

写真左から、あんバター、いちごピスタチオ、ほうじ茶チョコ、たまごやき

看板商品は、「グリコ栄養食品株式会社」協力のもと開発した「大三萬年堂HANARE」オリジナルの米粉スイーツ「どらぱん」。もちもち食感の米粉パンに、「大三萬年堂」秘伝のあんこや豆乳クリーム、いちごをサンド。

 

見た目もかわいいハイブリッド和スイーツの種類は、「あんバター」450円、「いちごピスタチオ」500円、「ほうじ茶チョコ」500円、「たまごやき」450円の4つ。

甘酒チーズティのメニューのひとつ「プリンチーズティ」750円

ドリンクメニューで注目したいのが、厳選された国産茶葉を丁寧に抽出したドリンクに、“飲む美容点滴”と称される甘酒とマスカルポーネクリームで作った濃厚チーズクリームをたっぷりとトッピングした「甘酒チーズティ」各種。

 

甘酒チーズティのメニューのひとつ「タピオカチーズティ」650円

豆乳クリームを使用することで、カロリーが気になる女性もおいしく飲めるように工夫。和紅茶や抹茶など、日本人が親しみやすいお茶を、新感覚のスイーツドリンクとして提案する。

 

酒粕てら

そのほか、酒粕を使用しカステラ風に仕上げた「酒粕てら」イートイン680円・物販2,100円など、ここでしか味わえないスイーツが目白押し。食事後は、バリエーション豊かな物販メニューも欠かさずチェックしたい。

 

※価格はすべて税抜

2.ぷるトロ葛もち×爽やかなソーダ! 「井上天極堂」から奈良の新名物が誕生

1870年に創業した葛の老舗「井上天極堂」から、テイクアウトドリンク「葛もちサイダー」が登場。天極堂奈良本店および、天極堂JR奈良駅店にて販売する。

 

 

「天極堂」の名物といえば、注文を受けてから作られる、ぷるぷる&とろーり食感の葛もち。今回、夏の新メニューとして、葛もちをカラフルなサイダーで割った「葛もちサイダー」500円(税込)が誕生した。

 

フレーバーは、「レモン」、「カムカム」、「ミックスベリー」の3種類。どれも暑い夏にうれしい爽やかな味わいに仕上がっており、真夏の奈良公園散策のお供にもぴったり。

3.マンゴーの果肉たっぷり! 台湾スイーツカフェにマンゴーずくめのスムージー登場

生タピオカを提供する台湾スイーツカフェ「台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)」から、台湾産芒果(マンゴー)を使用した「情熱芒果スムージー」が新登場。6月27日より、全国各店で販売を開始する。

 

情熱芒果スムージー

台湾産マンゴーをスムージーにし、濃厚なマンゴージェラート、マンゴー果肉をのせて、贅沢なマンゴーずくめの「情熱芒果スムージー」670円(税抜)。

 

さらにアクセントとして、パッションフルーツの香りが広がるプルプル食感のゼリーをプラス。濃厚なマンゴーと甘酸っぱいパッションフルーツの絶妙なハーモニーが味わえる、夏らしいスペシャルスムージーに仕上がっている。

 

 

6月21日には、東京・表参道に旗艦店がグランドオープン。東京、横浜、大阪など全国で11店舗を誇る「台湾甜商店」で、気軽に台湾気分を味わって。

4.好きなシロップを選べる! 天然氷を使ったかき氷が「AKOMEYA」に登場!

銀座「AKOMEYA厨房」と神楽坂「AKOMEYA茶屋」にて、日光「四代目徳次郎」の天然氷を使ったかき氷が登場。6月21日より、数量限定で販売がスタート。

 

栃木県日光の豊かな自然が生み出すおいしい水と澄んだ空気のもと、昔ながらの知恵と手間をかけて作られる天然氷。一度味わうと忘れられない、ふんわりとした食感となめらかな口どけが特徴だ。

 

選べるシロップ カキ氷

「AKOMEYA厨房」で販売されるのは、スペシャルな2種類のかき氷。ひとつは、お好みのシロップを少しずつかけながら味わえる「選べるシロップ カキ氷」1,300円(税抜)。

 

シロップは、「八女抹茶」、「北海道産小豆の金時」、「国産いちご」、「信州産柚子」、「黄金の梅」の中から、2種類を自由に選べる。

 

白玉黒蜜きなこカキ氷

もう一品は、濃厚な黒蜜に、香ばしく口どけのよい京きな粉を合わせた「白玉黒蜜きなこカキ氷」1,500円(税抜)。もちもちとした白玉と、ふんわりとした氷の相性にうっとり。

 

また追加トッピングとして、「AKOMEYA自家製わらび餅」300円、「白玉」200円、「練乳シロップ」200円、「シロップ各種」200円(すべて税抜)をラインアップ。その日の気分で、自由にカスタマイズが楽しめる。 ※カキ氷の提供は、14:00〜17:00(L.O.16:00)

 

「AKOMEYA茶屋」では、バラエティ豊富な6種類のフレーバーが勢ぞろい。定番の「いちごミルク」930円に加え、「八女抹茶ミルク」930円、「ほうじ茶ミルク」930円、「国産いちご」880円、「信州産あんず」880円、「すだちモヒート」930円(すべて税抜)といった、日本らしい素材を用いたフレーバーにも注目したい。

 

こちらでも、「練乳シロップ」200円、「あんこシロップ」200円、「ラム酒」300円(税抜)のトッピングメニューをプラスすることが可能。両店ともに、氷がなくなり次第終了となる。



文:中西彩乃