朝食やランチを食べたり、待ち合わせや打ち合わせ場所としても活躍。様々なニーズに応えてくれる憩いの場である喫茶店のもうひとつの楽しみは、その店ならではの個性あふれるフードメニュー。絶対に押さえておきたい喫茶メシをご紹介。
1. 朝食から深夜メシまで! 一日過ごせる喫茶店
ロッジ赤石|浅草
出典:ふるふる.さん
東京メトロ銀座線 浅草駅から歩いて約10分、言問通りを少し中に入ったところにある昭和レトロな青い看板に、黄色い文字でお店の名前を記しているのが「ロッジ赤石」だ。昭和48年に創業した同店は店内のインテリアや雰囲気がレトロでかわいいと数多くのおしゃれ雑誌でも紹介されている喫茶店。もちろん見た目だけではなく、喫茶店らしく豊富な食事メニューも魅力的。お店を訪れた「おしゃれフードトレンドを追え!」を連載している小泉さんは「ナポリタンは昔懐かしいケチャップたっぷりの優しい味、オムライスも期待通りの定番、カツカレーは二日目のカレーのようなまろやかな味でボリュームも満点。食後コーヒーでゆったり寛いでも嫌な顔一つされない笑顔で感じのいい接客も最高だ」と絶賛。お店は朝9時から翌朝4時まで(日・祝は翌1時まで)営業しており、朝食から深夜メシまで様々な時間帯で利用できるのが嬉しい。
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コーヒーだけじゃもったいない、この喫茶店はお食事処!
2. 古本の聖地でナポリタンタワーを食べる
さぼうる 2|神保町
出典:豕さん
多くの古本屋と出版社が集まる神保町。その中で創業64年の歴史を誇る老舗有名店といえば「さぼうる 2」。細い路地の一角にあるお店の上を見上げると、オレンジ色の看板に味のある書体で「さぼうる 2」と掲げられている。「食を制す者、ビジネスを制す」でおなじみの國貞さんも20年以上通っているという常連客の一人。國貞さんが訪れる際に食べるのはナポリタンのセット。ケチャップたっぷりの昔ながらの大盛りナポリタンにタバスコと粉チーズをたっぷりふりかけ、食べれば幸福感で一杯になるそう! またナポリタン以外にもおすすめのハンバーグセットはデミグラスソースがたっぷり。肉もやわらかく食べやすいのでごはんが一気にすすんでしまうのだとか。神保町をぶらり散歩するなら「さぼうる2」で一息入れて時間の流れをゆっくり感じてもらいたい。
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古本街でナポリタンを頬張る幸せ
3. 一度食べたら忘れられない黒カレーをお試しあれ!
シーザー|溜池山王
出典:出挙さん
多くのビジネスパーソンが行き交う街、溜池山王駅から徒歩1分。昭和48年創業の「シーザー」は11時〜16時までのランチタイムには毎日200人が訪れるという大人気の喫茶店。こちらのお店が入るコマツビルはビートルズが来日した昭和41年に竣工したこともあり、BGMはビートルズオンリーという思い入れが。お店のメニューはどれもかなりのボリュームがあるなか、人気は「チーズヒレカツ付黒カレー」と「カレースパゲッティー目玉焼き付」。カレースパゲッティーは玉葱、ピーマン、厚切りベーコンをカレー粉で炒めてその上に黒カレーがかかったカレー好きにはたまらない逸品。溜池山王駅周辺にはめずらしい、昔懐かし昭和喫茶店のがっつり飯でお腹を満たせば胃も心も大満足間違いなし!
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コーヒーだけじゃもったいない、この喫茶店はお食事処!
4. 癒しの時間と口福をくれる喫茶店がここに
喫茶 カルネ|埼玉県秩父市
写真:カレーおじさん\(^o^)/
埼玉県秩父市の秩父鉄道 御花畑駅から徒歩5分。のどかな空気感が漂うこの街で、おいしいカレーとコーヒーが飲める喫茶店が「喫茶 カルネ」。外から差し込む太陽の光がとても気持ちよいお店だ。人気連載「今週のカレー」でお馴染みのカレーおじさん\(^o^)/が紹介したこちらのお店で食べられるカレーは「ポークビンダルー」と「チキンキーマ」の2種。あいがけにした「2種盛り」もオーダーが可能。「ポークビンダルー」は優しく柔らかいスパイス感と玉葱の自然な甘さ、豚肉の旨味が同時に引き立つような控えめな酸味が特徴。また「チキンキーマ」は万人受けする食べやすさで、素材の味を存分に味わえるような上品なカレーだ。辛味スパイスを上から後がけしているので、辛いのが苦手な人は自分で調節できるようになっていたりと、ちょっとした気の利かせ方も嬉しい。もちろん食後はコーヒーとケーキを楽しんで、御花畑駅の街を散策しに出かけたい。
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〈今週のカレー〉〆のケーキセットも欠かせない。秩父のカフェの癒やし系カレー