焼肉、天ぷら、串揚げなど、ともするとヘビーになりがちなコースの最後は、さっぱりとお茶漬けで〆たいもの。各ジャンルで安定した人気を誇るお店の、ちょっと変わった魅惑のお茶漬けをご紹介します。
焼肉の名門 天壇の「4種の牛茶漬け」
一見すると肉刺し丼のような「4種の牛茶漬け」が楽しめるのは、「焼肉の名門 天壇」の銀座店と赤坂店。黄金色の透き通ったお出汁で食べる焼肉が有名な「焼肉の名門 天壇」は、京都・祇園で1965年に創業した焼肉店です。
その関東第1号店である銀座店の開業10周年を記念した期間限定コース「銀朱(ぎんしゅ)」(税込8,000円)は、名物のお出汁で食べるタレ焼肉3種のほか、「自家製牛タンつくね」などの新メニューも楽しめる充実の内容。その〆の一品が「4種の牛茶漬け」です。ごはんの上にのっているのは、ローストビーフと牛しぐれ煮、そしてレアステーキユッケ、タン刺し。まずはそのまま味わい、次に鰹と昆布のお出汁をかけて、二段階のおいしさを楽しみましょう。ひと口大のタン刺しやユッケは、熱いお出汁をかけるとミディアムレアになります。
牛肉の生食は禁止されているのでは?と疑問をもつ方もいると思いますが、実際には禁止ではなく規制されている状況で、ホルモン(タンを含む)は規制の対象外です。もちろん「銀朱」の牛茶漬けは問題ありませんので、安心してお楽しみください。
写真:お店から
※「銀朱」コースの提供期間は2019年12月31日まで。前日までに要予約