【商業施設レストラン 1】〜渋谷ストリーム編〜

写真:渋谷ストリーム

 

2018年秋に誕生し話題沸騰中の複合施設「渋谷ストリーム」。旧東横線渋谷駅のホーム&線路跡地に建てられており、東急東横線や東京メトロ副都心線の出入口からレストランなどがある地上2階まで、立体広場空間(アーバンコア)を通り楽々アクセス可能となっています。

 

施設の1階〜3階には寿司や蕎麦といった和食の定番をはじめ、フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、中華、エスニック、アメリカ料理、メキシコ料理など国際色豊かなお店がずらり。都内で大人気のお店の姉妹店や、日本初上陸の海外の名店まで目白押し。

 

今回は、今年のフードトレンドがありつつ、“現在の渋谷”を反映した注目の5店を紹介します!

1. 楽しみながら自分好みのピザにカスタマイズできる「CITY SHOP PIZZA」

出典:Muro360さん

 

ファッション、カルチャー、フードと新しいスタンダードを提案し続ける「CITY SHOP(シティショップ)」が仕掛けるのは、カスタムグルメピッツァのお店。生地、チーズ、メイン、トッピングを自分好みに組み合わせることができます。

 

 

出典:ryoamritaさん

 

例えば生地は、石臼挽き国産全粒粉の「シグネチャーコンブクラスト」が定番ですが、焙煎大豆粉を使用したグルテンフリーの「ソイクラスト」などもセレクト可。イタリア産モッツァレラをはじめ、発酵豆腐チーズといったベジタリアン向けのチーズも用意しています。

 

出典:グリーンパフェさん

 

契約農家直送の野菜を使用するなどメインも上質。「花椒ターメリックトマト」といったトッピングにも個性がキラリ。嗜好や思想を問わず誰もがピッツァを楽しめるステキな環境が整っています。

2. ニューヨーク発の絶品ロブスターロールをゲットするなら「LUKE’S 渋谷ストリーム店」

出典:自称独り者グルメさん

 

高級食材ロブスターをカジュアルに提供し、創業地ニューヨークですぐさま大人気となったロブスターロール専門店「LUKE’S(ルークス)」。2015年に日本上陸し、表参道、銀座、横浜など各地で行列店となっています。

 

出典:ましすけさん

 

厳選したロブスターをレモンバターとシーズニングのみで味付け、素材の旨味を最大限に引き出しているのが美味しさの理由。そのほか「クラブロール」1,380円(税抜)や「シュリンプロール」950円(税抜)など、甲殻類好きにはたまらないメニュー構成です。

 

出典:ゆっきょしさん

 

お好み2種を楽しめるハーフサイズ、3種セットのトリオもラインナップ。フレンチフライやドリンク付きといった各種セットを揃え、テイクアウトもOK。ファストフード感覚で利用できるので、あまり食事の時間がない場合にも便利!

3. つまむスタイルで気軽に楽しむ本格フレンチ「bar a vin CROISEE 渋谷ストリーム」

写真:お店から

 

店内はライブ感のあるオープンキッチンをそなえ、ほどよくカジュアルな雰囲気。こちらは表参道で人気の「bar à vin PARTAGER(バール ア ヴァン パルタージェ)」の姉妹店「bar a vin CROISEE(バール ア ヴァン クロワゼ)」。“つまむフレンチ”をコンセプトとした、気軽に通うことができる大人のためのバールです。

 

写真:お店から

 

特徴的なのが、フォアグラやトリュフといった高級食材までタパス感覚でいただけること。クラシックな王道フレンチをリーズナブルに味わい尽くすことができます。

 

写真:お店から

 

パリっ子の定番ワンハンドフード「ファラフェルサンド」800円(税抜)はテイクアウト可。軽く小腹を満たすも良し、バー感覚でお酒とともに楽しむも良し。フリードリンク付きのフルコースまで用意されており、シーンを選ばず足を運べるのが嬉しいですね。

4. 料亭さながらの素材や技法を日常的な和食に落とし込む「圓 弁柄」

写真:お店から

 

青山や銀座で評判の和食処「圓(まる)」の姉妹店となる「圓 弁柄」は、『もっと気兼ねなく利用できる日本料理店を作りたい』がテーマ。おもてなしの心を大切に、丁寧な接客ながらも必要以上に肩肘張らない空間を演出します。

 

写真:お店から

 

「青森県産、一本鯖の西京漬け焼き」1,400円(税抜)、「宮崎和牛のローストビーフ」1,550円(税抜)といったメニューからも伝わるように、北から南まで全国津々浦々、お店の方が直接出向き集めた高級料亭並みの食材を揃えているのだとか。

 

写真:お店から

 

「鯖の塩焼き」1,150円(税抜)や「鰆の醤油麹漬け焼き」1,350円(税抜)など、ランチは職人技で焼き上げる魚定食が評判。日本人になじみ深くも素晴らしい料理が盛りだくさんで、毎日でも通いたくなるお店です。

5. 本場で愛され続けるNo.1パエリアのお店「XIRINGUITO Escriba」が日本上陸!

写真:お店から

 

1992年のオープンから四半世紀以上“バルセロナで最も美味しいパエリアが食べられる店”と絶賛を集め続ける「XIRINGUITO Escriba(チリンギート エスクリバ)」が日本初上陸しています。

 

出典:ウェイクさん

 

通常はオーブンを使用するパエリアですが、こちらは直火のみ。水分量の少ないバレンシア米を約17分間じっくり炊き上げ、具材のエキスを浸透させることで本国の味を再現! さらに名物「“エアバッグ”イベリコハム」1,800円(税抜)をはじめ、アペタイザーも豊富に取り揃えています。

 

写真:お店から

 

フルーツやハーブが薫るサングリアを、各種ワインだけでなく純米酒で仕込むなど、ドリンク類も非常にユニーク。渋谷にいながらスペインの港町に訪れたような開放的なひとときを満喫したいものです。

再開発が進む渋谷は今後も要注目のグルメタウン

大規模な再開発が各所で進む渋谷駅周辺は、今後も名店が続々と誕生しそう。今からでも少しずつ新店舗をめぐり歩き、お気に入りの味を探してみるのも楽しいかもしれません。

 

文:佐藤潮