【食べペディア】約30億年前に出現したスーパーフード『スピルリナ』

 

「スピルリナ」とは、約30億年前に出現した原核生物の仲間で、らせん形の単細胞微細藻類。一般にも浸透しているいわゆる「スーパーフード」のひとつである。熱帯地方の湖に自生し、古来より現地の人達の貴重な食糧源であった。また、アルカリ性の強い湖に育つ種のものは、フラミンゴの主食となっている。

 

1967年には、タンパク質が豊富なため、将来の食糧源として注目されるべきと国際応用微生物会議で報告された。その後食品として利用研究が進み現在は管理された人工池で大量培養されている。アミノ酸バランスに優れたタンパク質やβカロテンが豊富で、食物繊維、クロロフィルなどを含み、ビタミンB群の補給や鉄・カルシウムなどミネラルの補給ができることからサプリメントとしても流通されている。

 

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