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vol.3 東京・表参道「Trueberry(トゥルーベリー)」

今や、都内でも屈指の“オーガニックエリア”として、人気の表参道。ファーマーズマーケット、ヴィーガンカフェ、グルテンフリーのパティスリー、ジューサリーなど、さまざまなスタイルのお店があるなか、オーガニックラバーに愛されているのが、オーガニックカフェ「Trueberry(トゥルーベリー)」。

人気の秘密は、徹底したこだわりと独創的なメニュー。例えば、ジュースに使う野菜、果物、ハーブはすべて、無農薬・無化学肥料の国産品。フードメニューも、保存料添加物はもちろん、動物性食品、乳製品、白砂糖も不使用のヴィーガンスタイルだ。

そのトゥルーベリーが、この夏提案するのが、スーパーフードを使ったパフェ。

罪悪感ゼロ。食べるほどにキレイになれる、ご褒美パフェ

スーパーフードパフェが誕生したのは、去年の夏。ナッツベースに加え、今夏、スムージーベースの2種が加わり、計5種のラインナップとなっている。今回は、ナッツベースの一番人気と、注目の新顔のふたつを紹介。

ビビッドなピンクが夏らしい「ストロベリースムージーパフェ」

ベースになるのは、凍らせたいちごと、ココナッツミルク、バナナ、ビーツのスムージー。名脇役はビーツ。夏らしい鮮やかなピンク色をつけてくれるほか、ビーツが入ることで甘み一辺倒になりがちな味わいに深みを与えてくれるので、最後まで飽きずに食べられる。これだけで十分おいしいが、さらにもう一工夫。上層部のスムージーにはカカオパウダーを入れ、味の変化も楽しめるようにしているそう!

楽しい食感は、このパフェのために手作りされたグラノーラ。クリーム部分は、カシューナッツのホイップ。オーガニックのチョコソースとカカオニブを散らしてフィニッシュ。そのほか、ごろんとしたバナナといちごの果肉、オーツ麦がイン。1,580円

リピーターが絶えない一番人気「スピルリナ抹茶パフェ」

人気急上昇のスーパーフード、スピルリナを使ったこちらのパフェは、登場以来リピーターが絶えないスターパフェ。

凍らせたアーモンドミルクとココナッツミルクに、抹茶パウダーとスピルリナを混ぜたナッツ系のパフェ。こちらでも、カシューナッツホイップが活躍。トッピングは、古代メキシコでは「神々の食べ物」として珍重されてカカオニブと、豊富な栄養素を含み楊貴妃が愛したフルーツのひとつと言われるゴジベリー。デトックスや抗酸化作用も期待できる栄養満点のパフェながら、どこまでもきちんとおいしいのがポイント。1,490円

腹ぺこ派に!ビーガン&グルテンフリーのフードメニューも充実


都内に3店舗展開する「トゥルーベリー」のなかでも、カフェスペースの表参道店はフードメニューも充実。夏におすすめなのが、無農薬野菜ののりまき、有機発酵玄米ご飯、パルプスープがセットになったこちらのセット。「お野菜のりまきセット」¥1,400

テイクアウトスイーツ&スナックはギフトに最適


店内には、焼き菓子やスナック、グロサリーの販売スペースも。どれもお店で手作りされたオリジナル。(左より)ビタミンC、鉄分、カルシウム、たんぱく質を備えたスーパーフードの王様、ケールを手軽においしく食べられる「オールオーガニック ローケールチップス」450円、そのままでもディップなどをつけてもおいしい「ひよこ豆ビスケット」450円、パスタなどに使いたい「ヴィーガンパルメザンチーズ」500円

おいしいのは当たり前。可愛いビジュアル、栄養も満点のパフェで、ヘルシーなスイーツタイムを満喫してみては。

スーパーフードのほか、こだわりのスパイス、パウダーなどが所狭しと並ぶ。気になるものはスタッフに質問すれば丁寧に教えてくれる。


席はカウンターがメイン。ひとりでも入りやすいのがうれしい。

取材・文:吉村セイラ
撮影:山本マオ