〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

TREMOLARE(東京・乃木坂)

甘いもの好き
たっぷりカラスミとミニトマトのペペロン リングイネ   出典:甘いもの好きさん

2025年12月、乃木坂駅から徒歩10分ほどの場所に、クラシックなイタリア料理にさりげないひねりをきかせたお店「TREMOLARE(トレモラーレ)」がオープンしました。オーナーを務めるのは、日比谷の「イル・テアトリーノ・ダ・サローネ」や西麻布の「K+」など、都内の名だたるレストランで経験を重ねてきた渡辺辰実氏。白金台で自身が手がける「TATSUMI」は「食べログ イタリアン TOKYO 百名店」に選出されるなど、高い評価を受けています。

これまでコース中心で料理を提供してきた渡辺氏ですが「もっと自由に料理を楽しんでもらいたい」「アラカルトだからこそ表現できる料理がある」という思いから、新たなスタイルの店として「TREMOLARE」を立ち上げました。スタッフの育成や、コースではできない柔軟なメニュー構成を実現する場としても、この新店は重要な役割を担っています。

シックな大人の空間 写真:お店から

出店地に選んだ乃木坂エリアは、渡辺氏がかつて働いていた思い入れのある場所。物件との縁も重なり、この地での開業を決めたといいます。地下に広がる店内は、都会の喧騒を忘れさせる隠れ家のような空間。コンクリートや石、土といった重厚感のある素材と、木の温もりを感じるカウンターが調和し、大人のムードを演出しています。天井の高さや席の配置によって空気感が変わる設計も印象的です。

テーブル席 写真:お店から

客席はカウンター6席、バーカウンターテーブル6席に加え、プライベート感のある個室も完備。「シーンを問わず利用できる使い勝手の良い空間」をコンセプトに、一人での食事から記念日の会食まで幅広く対応します。料理は産地直送の季節食材を軸に、アラカルトスタイルで提供されるのも大きな魅力です。

百薬の館
新感覚 イカ墨のアラビアータ G   出典:百薬の館さん

おすすめの一皿は、「新感覚 イカ墨のアラビアータ G」3,000円。うまみと甘みが強く出やすいイカ墨に、にんにくや唐辛子、トマトの要素を巧みに重ねることで、単調になりがちな味わいに奥行きを持たせています。力強さの中にバランスの取れた一皿です。

うに子0510
白子とちぢみほうれん草の熱々グラタン   出典:うに子0510さん

「白子とちぢみほうれん草の熱々グラタン」2,600円も人気の一品。濃厚でクリーミーな白子のコクに、寒さで甘みを増した旬のちぢみほうれん草が寄り添い、香ばしく焼き上げた熱々の仕上がり。素材の持ち味を最大限に引き出した、冬ならではの贅沢な味わいです。

桜海老と芽キャベツのタヤリン 写真:お店から

これからの季節には「桜海老と芽キャベツのタヤリン」もおすすめ。香ばしく炒めた桜海老と、イタリア・ピエモンテ州の伝統的な卵入り極細手打ちパスタ・タヤリンの、ふわりと消えるような食感が調和し、春の訪れを感じさせる一皿に仕上がっています。

メニューは40種以上と充実しており、その日の気分や人数に合わせて自由に選べるのもアラカルトならでは。ワインは世界各国から200種以上を厳選し、料理との相性を考えた提案も魅力です。気軽にふらりと立ち寄り、料理とワインのペアリングを楽しめる一軒として、今後注目を集めそうです。クラシックを大切にしながらも、今の感性で再構築された「TREMOLARE」。日常使いから特別な夜まで、幅広いシーンで頼れる存在となりそうです。

食べログレビュアーのコメント

甘いもの好き
ホタテのクリームコロッケ キャビアタルタル   出典:甘いもの好きさん

『this is a ぷりん – 絶妙に甘さ控えめで濃厚な卵感とコク深いカラメルの味わいにフリーズ、なぜ美味いのか理解できないが美味いことは認知出来た

一緒に行った相方が頼んだオリーブオイルのアイスもフリーズする美味しさでした

ピエモンテのチョコアイス – ぷりんが美味すぎて追加。柔らかなお酒の香りと品の良いイタリアンジェラートな味わいのチョコに悶絶

素材クオリティの高さと素材のポテンシャルを引き出すテクニカルがかみ合った美味しさでした。さすがですね、また来ます。ごちそうさまでした』(甘いもの好きさん)

百薬の館
白子とちぢみほうれん草の熱々グラタン   出典:百薬の館さん

『◆ 白子とちぢみほうれん草の熱々グラタン(2,600円)
表面の香ばしさと中のとろみがしっかり。ここは少し芯のある白が合う。Bourgogne Hautes-Côtes de Beaune “Jardin du Calvaire” 2023(Etienne Sauzet)で、濃度は受け止めつつ、重さは残さない。

◆ アイルランド 仔羊炭火焼き(4,800円)
炭火の香りがふわっと立ち、肉の旨みが真っ直ぐ。赤は E. Guigal Saint-Joseph “Lieu-dit” 2021。焼きの香ばしさに寄り添って、最後の締まりがぐっと良くなりました。

甘味も抜かりなく、ピエモンテのチョコアイス(600円)は大人の余韻、this is a ぷりん(900円)は名前通りの主役感。コーヒーと紅茶まで含めて、きれいに完走しました』(百薬の館さん)

※価格は税込。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:佐藤明日香