〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Il Povero Diavolo(東京・水天宮前)

2025年11月、水天宮前駅から徒歩7分ほどの場所に、魚介を中心としたイタリアンを楽しめる「Il Povero Diavolo(イル ポーヴェロ ディアヴォロ)」がオープンしました。店名の直訳は「かわいそうな悪魔」。北イタリアで愛される同名店の暖簾分けであり、シェフ・羽田達彦氏の原点そのものでもあります。
羽田シェフは調理師専門学校を卒業後、大阪・北浜のイタリアンレストランで経験を積み、2008年に渡伊。4年間にわたり北イタリアで研鑽を重ねました。なかでも、2009年にエミリア=ロマーニャ州リミニの名店「Il Povero Diavolo」の、“ハーブの魔術師”と称されるGiorgio Parini氏のもとで修業し、スーシェフとして活躍した経験は、現在の料理哲学を支える大きな礎になっているといいます。

帰国後の2014年、大阪・木津市場の目の前に暖簾分け店として「Il Povero Diavolo」をオープン。毎朝市場に立つことで磨かれた“魚の目利き”は、羽田シェフの真骨頂。2025年1月、大阪の店舗立ち退きを機に新たな挑戦の場を東京に求め、同年11月、日本橋箱崎町へ移転オープンしました。豊洲市場へ通いやすい距離であること、そして物件オーナーがピッツェリアのオーナーシェフであったという縁が、この地を選んだ決め手になったそうです。

店内はカウンター8席のみという親密な空間。カウンターとキッチンが一体化した一枚板の造りは、ライブ感と特別感を同時に味わえる設え。外観は擦りガラスで中が見えにくく、どこかミステリアス。それでいて照明は柔らかく、心地よい雰囲気に仕上がっています。

提供するのは、日本各地の生産者から届く高品質な食材、豊洲で厳選した魚介をふんだんに使った「おまかせコース」22,000円〜。季節の移ろいを大切に、魚介を中心に野菜・肉・果物・デザートまで、緩やかな流れで構成された約10品のフルコースです。

スペシャリテの「鰤大根」は、脂のり抜群の鰤を繊細に火入れし、大根おろし・出汁・ビネガーのソルベを合わせた一皿。日本の定番料理をイタリアンに再構築した、驚きのある味わい。羽田シェフがイタリアで学んだ技術と、日本的なうまみが見事に溶け合う逸品です。なお、コース価格は仕入れにより変動があります。
さらに「ワインペアリング」12,000円〜、「ノンアルコールテイスティング」8,000円〜を用意。羽田シェフがつくる「オリジナルクラフトビール」1,800円も楽しめます。席代として、料理代とは別に1,100円がかかります。
市場で磨かれた鋭い“目”と、北イタリアで培った繊細な“手”による、ここにしかない魚介イタリアン。特別な日の食事にぴったりの一軒です。
食べログレビュアーのコメント

『木津市場時代と同じ魚介類中心のお料理です。ワインをペアリングにしました。どのお皿も唯一無二、羽田ワールド全開。ため息しか出ません。定番のブリ大根始め、その日の仕入れに合わせてメニューが決まります。素材と会話して最高の状態で供してくれます。
予約が取れないお店になる前に、行くべし!
本当は教えたくなかった。ホンネです』(マルコの奥ちゃんさん)
※価格は税込。



