いただけるお料理はこちら！

今回は数あるメニューの中から、門上さんのおすすめをご紹介。 まずは名物の焼売。蒸キゲン肉焼売、ブラック焼売、レタス焼売、チーズin焼売、海老ぷり焼売、明太大葉焼売、ホットチリ焼売と7種類も揃う。どの焼売も食べ応え充分だが、焼売の皮の代わりにヘルシーにレタスを使ってとびっこをトッピングしたレタス焼売、具材の中にもチーズを入れてさらに上にもチーズをのせたチーズin焼売、皮にイカ墨を使い具材にもイカのすり身を練りこんだブラック焼売など、一工夫ある焼売が魅力だ。

豚のスペアリブを豆鼓や醤油、ショウガなどを使った調味液に漬け込んで蒸しあげた、悪魔的なスペアリブのトウチ蒸し。蓋を開けたときの奥行きある香りが印象的。「少々お時間をいただくので、早めに注文していただくのがおすすめです」と橋本さん。

大ぶりで肉汁たっぷりの焼き餃子。酢、醤油、辣油などをお好みで。ニンニク控えめのあっさりとした味わい。「蒸し餃子もありますが、香ばしさのある焼き餃子が人気ですよ」

肉味噌マッシュポテトは、スピードメニューで人気の一品。味噌やオイスターソースなどで調味した肉味噌となめらかなマッシュポテトを混ぜていただく。

16時から飲めて、宴会にも！

開店は16時からで、平日でも早い時間から飲めるのはうれしい限り。2階は60席あり、宴会や女子会ができ、貸し切りも可能と使い勝手が良いのも魅力だ。橋本さんは「明るく楽しい接客を心がけて、地元の方や観光客はもちろん、さまざまな世代の方々に“上機嫌”になっていただきたいです。まだ開店して日も浅いですが、これから、毎日でも通える、普段使いできるお店になれればと思います！」と話してくれた。

教えてくれた人

門上武司

1952年大阪生まれ。関西中のフランス料理店を片っ端から食べ歩くももの足らず、毎年のようにフランスを旅する。39歳で独立し「株式会社ジオード」設立後はフードコラムニストというポジションにとどまらず、編集者、プロデューサー、コーディネーターとマルチに活躍。関西の食雑誌「あまから手帖」編集顧問であり、全日本・食学会副理事長、関西食文化研究会コアメンバー。著書には「食べる仕事 門上武司」「門上武司の僕を呼ぶ料理店」（クリエテ関西）、「京料理、おあがりやす」（廣済堂出版）、「スローフードな宿１・２」（木楽舎）、など。年間外食は1,000食に及ぶ。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中！
https://www.instagram.com/tabelog/

※価格は税込です。

文：木佐貫久代
撮影：福森公博