いただけるお料理はこちら!
夜のアラカルトメニューは約20品が揃う。カウンター上には料理名が書かれた短冊がずらりと並び、どれを選ぶか迷ってしまいそう。
看板メニューのサイウアは、コロナ禍のとき開発したメニュー。豚の腕肉のミンチ、レモングラスやコブミカンの葉などのハーブ、唐辛子、タイカレーのペースト、ネギなどの香味野菜を使用。「タイでは生の唐辛子を使っていて、本当に辛い。なので、生の唐辛子は使わず、辛さは控えめ。ハーブの香りを楽しんでほしいです」


門上さん
ソーセージの肉感がすごい! 小さく切り、野菜と一緒に食べるのがおすすめです。
豚ロース、キャベツ、マリネしたニンジン、ニラ、パクチー、大葉、キュウリを巻いた生春巻き。ソースにはニンニク、味噌、砂糖、酢、唐辛子を使用。「現地ではピーナッツをソースに使うことが多いですが、アレルギーを考慮して、酢味噌風のソースにしました」


門上さん
野菜たっぷりで、ソースとの相性が最高!
ベトナムで定番の角煮は、砂糖を焦がしながら豚の表面を焼いたのち煮込むそう。「砂糖を焦がすフレンチのテクニックは、ベトナムがフランス領だったころの名残と聞いています」


門上さん
豚の脂の甘さとコク、砂糖の香ばしさを味わいたい。
干し海老、ニラ、もやしの焼そばは、広東風の焼きそばをアレンジ。小麦麺はから焼きにして焦げ目をつける。味の決め手は干し海老。ショウガとタイの醤油も一緒に炒める。


門上さん
もやしのシャキシャキ感と干し海老の旨みを感じられます。
祇園を散歩がてら訪れてみて
お店の今後については「ゆくゆくはフォーだけ、焼きそばだけなどの専門店をしたいなと思っています」と武田さん。「ただ、今は祇園で店を構えたので、少しでも祇園の伝統のプラスになればうれしいですね。花街の生き生きとした雰囲気は残ってほしいので。地元の人はもちろん、観光客や若い人にも祇園を端っこまで歩いて『たけふさ』を見つけていただいて、ほっとするアジアの料理を楽しんでほしいです」

門上さん
アジアンテイストの好きな人はハマるはず!



