看板メニューは8時間煮込む牛タン料理。下町のカウンタースパニッシュ（東京・亀戸）

「食べログ」に新しく登録されたお店の中から『注目のお店』をご紹介。今回のお店は、亀戸にオープンしたカウンター6席のスペイン料理店。昼はプリフィックスコース、夜はアラカルトが楽しめます。

〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

ROSA AZUL（東京・亀戸）

2025年8月8日、亀戸駅北口から徒歩約3分の亀戸五丁目中央通り商店街沿いにスペイン料理の店「ROSA AZUL（ロサアスール）」がオープンしました。

オーナーシェフの二階堂拓麻さんは、19歳からシェフを志し、21歳で出会ったスペイン料理の道を邁進。15年という節目の年に、自分らしい料理とサービスのお店を作りたいと一念発起し、出店を決意します。スペイン語で“青いバラ”を意味する店名は、“夢が叶う”という花言葉の思いを込めて命名したのだそう。

店内では、スペインの定番料理から地域ごとの郷土料理までを、日本の食材を使って季節ごとに内容を変更しながら提供しています。シグネチャーメニューは、マドリードの伝統料理「牛タンのレボサダ」3,600円。8時間かけて柔らかく煮込んだ牛タンを厚めにスライスし、小麦粉と卵を絡めて揚げた料理です。馴染みある牛タンとは異なる新しい味わいと食感に、一度食べるとハマる人も多いとか。

「魚介のパエリア」2,100円も、お店のおすすめメニュー。サフランを使わず、スペインの乾燥パプリカを使ったパエリアは、香り高い魚介のうまみが際立つ一品です。

飲み物は、スペインのビール（900円〜）やワインを中心にラインアップ。好みの味や料理に合う飲み物も教えてくれるので、気軽に相談できます。

ネイビーブルーと木目でまとめたカウンター6席の空間は、スペインの海辺を彷彿とさせるような、爽やかな雰囲気。友人の自宅に招かれているかのようなプライベート感があり、居心地抜群です。親しい方とゆっくり過ごしたいときや、ひとりでつまみながら飲みたいときにも。気取らない雰囲気で本格スペイン料理を楽しめる貴重な新店です。