〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
新世界菜館(東京・神保町)

2025年5月14日、神保町駅A3出口から徒歩約1分のところに、中華料理の「新世界菜館」が移転オープンしました。以前の店舗から靖国通りを九段下方面へ70m直進、元姉妹店「咸亨酒店」跡地に新設した5階建てのビルです。
お店は、1946(昭和21)年創業。オーナーの傅健興(フウ ケンコウ)氏は、銀座の名店「維新號」などで修業の後、本場中国上海へ。帰国後、1974年に父であり創業者の傅宝順氏から店舗を継承します。現在は、息子の傅智(フウ サトル)氏が同店の料理長を担当。

お店のおすすめは、なんといっても自社輸入の上海蟹。毎年時期になると週2回、独自のルートで輸入しています。専属の目利きスタッフが厳選した、中国・石臼湖、東太湖産の良質な上海蟹をリーズナブルに提供できるのだとか。濃厚な味噌と甘みのある蟹肉、さらにオスは白子の旨み、メスは鮮やかな卵の食感を堪能できます。
9月下旬から翌年1月下旬頃まで期間限定の「上海蟹の姿蒸し」(4,400円〜)のみならず、通年メニューのさまざまな上海蟹みそ料理が楽しめます。

ランチ人気No.1の「挽肉唐辛子そば」(1,210円)は、ピリ辛なひき肉あんと鶏ガラベースの醤油スープが他店にはないオリジナルメニュー。

また、神保町がカレーの街ということで考案された「中華風カレーライス」(1,100円)もファンが多いメニューです。鶏出汁と紹興酒でコクと風味をプラスしたルーが絶品。

昼はコスパの高いランチが楽しめる“町中華”、夜は上海蟹や紹興酒など本格中華がいただける“高級中華料理店”として、それぞれのよさを味わえるのも同店ならではの魅力です。

本場中国の紹興酒は、浙江省大越紹興酒有限会社から直接取り寄せている、5年から30年までさまざま年代の原酒がそろっています。種類も豊富なので、飲み比べやペアリングも楽しめそうです。

店内はシンプルでありながら、落ち着きと温かみのある雰囲気。座席はテーブル席と個室をあわせて56席あります。人数に応じて利用できる完全個室もあるので、大事な方との会食や記念日の利用にもぴったりです。新しくなってパワーアップした「新世界菜館」、ますます気になりますね。
食べログレビュアーのコメント

『ランチ訪問なので、限定20食の週ランチを選ぶことにしました。
ちょっと待つと提供されます。
□ 鶏胸肉の黒胡椒炒め(1430円税込)
メインは、鶏肉の胸肉で、ヘルシーな感じです。
味付けは、上品な上海料理の味付けで、黒胡椒は隠し味程度で、この辺は上手に調理されています。
キノコやゴーヤなどをお野菜として頂きました。
エビチリもついていて、小エビが3個ほど入っています。
ご飯のお供としては、最適な感じかと思います』(美味しい弁護士さん)

『焼き餃子は肉汁がジューシーで具沢山で美味しかったです
エビのかたやきそばは揚げてある麺が、始めはパリパリ、時間が経つとあんを吸って柔らかくなり、どちらも美味しかったです
中国料理の定番メニューを色々頂きましたがどれも予想以上に美味しかったので良かったです
こちらは上海蟹も美味しいので時期が来たら是非頂きたいです』(ウニイクラ丼さん)
※価格は税込


